長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年7月9日木曜日
コルベ神父さまに出会ったと感動した長崎です
夕食どきに、1通の手紙を渡された。知らない女性からで、「初めて手紙を出させていただきます」とあった。夕ぐれどき、自室で内容を読んで、こんなに感動したのは久しぶりだった。手紙には、「一昨年、初めて長崎へ行きました。今思えば、マリアさまのお導きだったと強く感じます。聖コルベ記念館で、少しの時間ですが、お目にかかり、ブログに載せていただいて、とても嬉しく感激しました。記念館で購入した小崎さんの本で、初めて生きておられたコルベ神父さまを知りました。コルベ神父さまに出会ったと思いました。ご苦労を共にされた聖母の騎士の方々や、関わられた方々の決して褪せることのない記憶や、小崎さんが丹念に調べ、現地へ幾度も足を運ばれて、伝えて下さった真実が胸に迫り、コルベ神父さまの息遣いを感じるほどでした。電車の中で読んでいた時、となりの方から「その本はなんという本ですか」と聞かれ、お見せすると「書店には、ないですね。カトリック教会に行ってみよう・・・」と言われたこともありました。小崎さんが外海へ行くのもいいですよ、と言われ、今年、3月末に再び長崎へ。コルベ神父さまの部屋に入り、神さまとマリアさまに感謝しましてくださって、胸にこみ上げる熱さを感じた。これほど嬉しかった手紙があったろうか。聖コルベ館で、トた。外海・出津へ。温かくお恵みの多い旅でした。先日のブログで、お父さまがのご出身とあり、青い海と、風景の美しさを思い出しています」★そこまで書いて下さった。トマさんに会いました。本も読んで感動した。ホームに入って、不具合だという。心配しています。ブログも読んでいます。わざわざ今、お手紙を下さったからには、そこに何か忘れない今も感じるものがあったのでしょう。人の一生はつづいている。その折々に出会いがあって、火花のように一瞬、光るものがあった。体験した。つながりが出来た。出会いがあって、つながって、生きる恵みになる。
私もこの女性と同じく、先日初めてトマさんにお目に掛かり、親しくお話しをお聞きすることが出来て、大きなお恵みをいただくことができました。ありがとうございました。
返信削除その後、白浜さんに外海、出津に案内して頂いたことは、70歳の私にとって何よりの古稀のプレゼントになりました。
頂いたご著書をはじめ、教えて頂いた本を今後読ませて頂こうと思っています。
先日の日記に初めてコメントをつけさせていただこうと挑戦したのですが、何度やっても上手くいかず、奮闘した結果、同じコメントが何度もアップされる結果になりました。
今日も、先ほど書き終わって投稿しようとした途端、パッと全て消えてしまい、また打ち直しています。
早く投稿の仕方をちゃんと覚えて、これからは時々感想を兼ねてトマさんにお便りをさせていただきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。 はやせ
ていねいなお手紙ですね。
返信削除「いのちを大切に生きる」トマさんの姿勢が波及している。
私じしん、常日ごろこころの灯火は見失いたくない、と心がけていても、「火花のように、一瞬光るもの」に出会うのはレア。
「手紙のチカラ」にトキメキました。☆☆☆