2015年7月12日日曜日

きのう、うれしかったこと、ある?よかったこと、ある?

今朝の日曜日。祭壇に飾られていたお花です。ミサのとき、この祭壇で祈りました。お花も目に入りました。こころを込めて飾られたお花です。夕方、また教会へ行き、共同でロザリオを唱えるときにも、この祭壇のお花を見ました。「よし、これを写真に撮ろう」。自室にもどって、カメラを取って写しました。目に見えないところでも、見ていてくださる御方がおられる。慰めになる。★毎日を変わりのない生活をつづけています。「うれしかった、こと、ある?よかったこと、ある?」。夕食のとき、隣の男性は、車椅子の人です。いつも声を掛け合っている。「きのう、誕生日でしたよね?」と声をかけると、うれしそうに「ハイ」と頷きました。「何歳になったのですか?」と好奇心から聞くと、笑って答えない。へえ。やっぱり、ね。簡単には・・・。でも言った。「80です」「ああ、それなら昭和10年生まれですね。戦後、70年だから」。その辺の計算は直感で出来る。きのうは、この人にとって、うれしかったでしょう。「おやすみなさい」。ほほえみながら、車椅子をまわして、去って行かれた。ちなみに、今夜のメニューは、ご飯に、ひらアジの煮付け。酢の物、冷やっこ・ねぎソース、冬瓜のスープ、バナナ1本、でした。思いますよ。嬉しかったこと、ある?よかったこと、ある?生きているのが喜びです。毎日、変わらなくても、ね。★5月頃から、毎度、黒いベンがつづくのです。おかしいなあ。悩みましたよ。医務室に行って、看護師さんに聞くと、「お薬手帳」を見て、飲んでいるクスリの関係とわかった。はっきり書いてある。「ベンが黒くなります」。悩みが1つ解けて、安心しました。最近、届いた手紙の一節です。「体の不具合を幾つも抱えて生きるご苦労は、察するに余りありましょう。それでも『今日』という日は二度と来ないのだから、幻滅することなく日々を生き抜いていただきたい。憚りながら、そう願っています」

2 件のコメント:

  1. 祭壇のお花、素敵ですね。祭壇に飾られる時が一番お花の力を感じます。
      園のお食事は、イベントの時ではない普段の時でも行き届いていて、すばらしいです。うらやましいです。
      お体のお悩みが、ひとつ解決してよかったです。
    お手紙の「幻滅することなく日々を生き抜いていく」
    力を戴きました。感謝申し上げます。
    そちらのお天気はいかがですか?
    いよいよ暑くなりましたね。

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  2. もうひとつ追加です。
    うれしかったことある?よかったこと、ある?と
    訊かれることは実はとてもうれしいですね。
    小崎修道士様でいらっしゃるからこその、お話かけだと
    存じます。
      日本には多くのホーム、サービス、がありますが、
    入居者、利用者どうしで、こういう心の会話ができるところは、まれです。修道士さまは、神様からのお仕事をなさっていらっしゃいます。


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