長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年4月9日木曜日
道の向こうに、きっと幸せがある。希望で生きる
「今は、ツライけど、あの道の向こうに、良い幸せが、ある。道って、好きなんだよ」。これは以前に、メモしていたハギワラ・欽一さんの言葉です。いい言葉ですよね。道っていうのが、いい。優しさというか、青い空というか、なんか、感触が合うんですね。だからメモしておいた。人生、己がそれぞれの道を歩いても、いろんな苦楽がある。ツライことも多々あります。でも、この道の向こうには、きっと幸せがあるよ。苦しみは打開するよと、希望が持てれば、なんとか明るさが足元に見えてくる。★きょうは、お天気になったので、フトンと、毛布を干した。家事のことは要領がわかりません。隣の90歳近い女性が、テキパキと加勢してくれるんですね。もう10数年、ホームで暮らしている。1日に歩く歩数を教えてくれたのも、この女性です。自分の歩数は、濁して、はっきり言わなかった。いま歩いて、2.500歩前後だが、新聞には、高齢者は、8.000歩と書いてあった。足りませんね。「道の向こうまで、歩こう」。その気持ち。今朝の新聞には、ハギモト・欽一さんが、大学の新入生になって、これから勉強すると、ニュースに出ていた。★写真は、ホームでお世話になっている高原修道士の花の手入れです。環境美化のため、心して、玄関のまえに、一連の花だんを愛で、育てている。
高原修道士様が丹精された明るく美しい花壇の写真に
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トマさんの日記、以前にも私に多くの示唆を与えてくれましたが、現在の日記も楽しみにしています。写真もいいですよ
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