長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2014年5月9日金曜日
小冊子が仕上がる。自分の記事を読む、最高の幸せ。
今朝、食事のあと、自室に戻る。洗濯をして、昨夜の洗濯物を乾燥機にかけて、歯をみがき、クスリをのみ、朝の便通のお勤めをする。2階におりて、隣の建物に入った。いま騎士誌の印刷を行なっている。数冊もらった。聖コルベ館を開館する。電気をつけて、いま出来上がった騎士誌の6月号を開く。自分の記事を読む。このときが、一番の喜びである。「ああ、まだ、なんとか、文章、書けているではないか」。満足感が、ある。6月号は、「ローマン修道士さん、100歳になる」の記事を書いた。★次に、パソコンに向かう。さて、何を書こうか。悩む日も、ある。今日が、その悩む日だった。「毎日、日記を書いて、タイヘンですな」。成るように、成る。今朝の祈り。「口で語ることを実践できるよう、わたしの今日1日の行いを、照らし導いてください」。小さな声で、今朝のつぶやき。「いまは平穏でも、やがて苦難はくる。きたときが勝負だ。人生、順風満帆のとき、あまく、みるな」★毎日の日記を平穏に書くには、①常にアンテナを高く掲げておく。②注意・深く・見・聞すること。③生活を、うまく切り取り、文にまとめる作業。④他人の話でなく、おまえが何を感じ、何を思うか、それが大切であるのを覚えよ。
騎士誌でローマン修道士の記事を読みました。
返信削除コルベ神父様の想いは、誰かをとおして、今も、これからも
ずっと続いていくのですね。
感動しました。