長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2013年12月31日火曜日
司祭は言った。「日記を、ヤメなさい」。夢の中で、ショック。
とうとう年末、大晦日になりました。日記・ブログを読んで、見守ってくださった皆さん、応援をありがとう。今年は無事に過ごすことが出来ました。神に感謝し、皆さんに感謝します。今夜は、11時30分から聖堂で、感謝のロザリオがあります。つづいて、12時から、新年のミサが捧げられます。ミサで、祈ります。どうぞ、今年も良い年でありますように。★はっきり、その姿を覚えている。顔も、覚えている。それは司祭だった。まぎれもない、あの人だ。なぜ、その人が意見したのか、分からん。誰だったかは、口がさけても、いわないよ。姿は、はっきり、いまも焼きついて、この人だったよ、と言える。おそらく忘れないだろう。その司祭が、言った。「日記を書くのを、ヤメなさい」。それを聞いて、「ギョ、ショックだ、え?なんで」と思わず叫んだ。「日記は、人に見せるために書いているのでない。自分の記録です。病気になった。ガンだと言われた。さあ、ニンゲンって、どのように死に行くのか、そんな気持ちがあって、整理しよう、記録しよう。それで書き始めたのです。もう6年目を迎えます。それなのに、ヤメナサイ、とは。酷ですよ。タマランよ」。イヤだ、ダメだと叫びつつ、目がさめた。「ああ、夢だったのか」。目覚まし時計を見ると、11時30分であった。(30日、晦日)。初めてだよ、こんな夢を見たのは。6年、書いて、自分の記録になっています。それは、メイワクを、かけたことも、あったかも知れん。修道士らしからぬ記事、写真と思われたかも、知れん。でも、本心を書きたいのです。ただ、それだけです。リッパな、飾りモンクは似合わない。自分に正直になりたい。これからも、書き続けます。夢の司祭よ、許し給え。
今年一年お疲れ様でした。来年もトマさんのブログを毎日楽しみにしますね。
返信削除トマさんのブログを知ってから、ここにくるのが毎日の楽しみになりました。
返信削除いつまでもお元気で、また満点の笑顔を見せてくださいね。
来年もよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。☆☆☆
十主の平安 当サイト編集
返信削除私の幼少時からうちで毎月みた「騎士」誌。そこで一番、面白かった!?トマさんの記事。小崎登明 という名前をみつけると、なぜか、嬉しいほほえみがでてきます。そしてそっと私の編集している新聞 http://paper.li/AblamHyra/1306723980 で紹介しています。たぶん、同じように このお名前を懐かしみつつ読む各年代の日曜学校少年たちのために。今年も益々健筆をいただけますように。新年のご挨拶とともに。。