長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2013年2月23日土曜日
色紙を送ります。着くのをお楽しみに。生きる導きは不思議
3ヶ月ほど前に、聖コルベ館へ来た北海道の裕子さん。色紙を、2枚、送ってください、と願いがあった。普通は、現物を見てからしか、お渡ししないのだが、1度、見ておられるし、この間も買って帰られたので、お願いに応じた。立派な、絵でもないし、すばらしい字でも、ない。ヘタは、ヘタだが、これも聖コルベ館の修道士が描いたことに、少々の値打ちは、あると思っている。裕子さんからの願いは、絵の指定、字の指定が、あった。「言葉は、①神の計らいは限りなく、生涯、私はその中に生きる。②神は、どんな苦しみの時にも、私たちを慰めてくださる。私たちは、その慰めによって、苦しみの中にいる人を、慰めることができる」「絵は、春向けに、紅梅。秋に、ブドウを、お願いします」「長崎では、梅は早春でしょうが、北海道では、5月に、桜と同時に、咲きます」と、あった。裕子さん、色紙は、できました。宅急便で送ります。神の計らいは、は詩篇、139の中の言葉です。典礼聖歌にもあり、よく歌われています。本当に、神の計らいで、私たちは導かれているのを、悟ります。自分で、生きているのでは、ない。生かされている、ということです。もう1つの言葉は、少々、長いですが、意味は深長です。コリント、Ⅱ、1・3から5、に記載されている。慈しみ深い父、すべての慰めの源である神を、ほめたたえようーと、その後に、この言葉がつづいている。どんな苦しみの時にも、慰めてくださいますよ。そして、その慰めによって、私たちは、苦しみにある人たちを、慰めることができるのです。こんなに深い思想があるでしょうか。1つの言葉は、1枚の色紙は、貧しいかも知れないが、心が、タマシイが、こもっている修道士の色紙です。裕子さん、間もなく、色紙は届きます。お楽しみに。
フランチェスカさん、素敵な絵と御言葉を選ばれましたね。
返信削除私もリクエストして、カニさんの絵で、例の、
「人生でふしぎなこと・・・あったよな、沢山」をいただき
目につくところに飾って、日々励まされ戒められています。
色の濃淡のつけ方が絶妙、天性の才能を感じます。
小崎さん有難うございます。
返信削除今日の魂のこもったコメントに
感謝の気持ちでいっぱいです。
元旦のエリザベットさん
小崎さんは天性の才能をお持ちですね。
私も自分の机前に「人生でふしぎなこと・・・」の
カニさんの絵を飾っています。
元旦のエリザベットさんと同じに
日々励まされ元気を頂いています。
本当に神様の業は不思議ですね。
見事な絵と書の色紙が届くのを楽しみにしています。