登明日記の愛読者が、遠方から訪ねて来たのは初めてです。元日のエリザベットさん、名前は、美和子さん。空港からレンタカーを運転して聖コルベ館に来た。宿泊はカトリック・センター。私を介護をしてくれた千草さんの家も、センターに近い。2人は仲良く、到着の夜は、浦上天主堂の被爆マリア堂での聖母月ロザリオで祈った。次の日、美和子さんが、「外海へ行ったことがない」というので、千草さんも一緒に、レンタカーで出かけた。3人で聖コルベ館を出て、女神大橋をわたり、海の見える道を北上する。美和子さんは運転しながら、日記で読んだ、「手術前にウナギを食べたこと」「洗濯しながら千草さんがロザリオを唱えること」など、祈る姿に、「さすがは長崎ですね」と、笑いで、はずんだ。日記から「生かされている、喜び」を感じるそうだ。朝、読むと、1日中、その中の文面を思いつづけることもある。熱心に読んでくれて、嬉しいじゃないですか。「この世だけの勝負ではダメ。いま苦しくても、あとで神さまからの意味が分かる」「病気や、迫害されて、なんで、こんな目に会うのだろう、思うが、あとで意味がわかる」。黒崎の赤レンガ教会や、ド・ロ神父教会で祈った。幸い天候がよく、遠藤周作文学館からの海の眺めは、心を癒してくれた。ド・ロさまソーメンを食べる。そのあと、黒崎信徒の山崎政行さん、スマ子さん夫妻を訪ねた。さすが外海の信者さん、熱意あふれる信仰心に圧倒される。2時間、政行さんの説明は止むことなかった。最後に、奥さんの手料理、まぜめし、たけのこ、伊勢えびの味噌汁が、大きなお椀で出た。黒崎教会の石段でつまずいて倒れたよ。ああ、やっぱり歳だな。参りました。
千草さんもご一緒に恵み豊かな巡礼私まで嬉しくなります。
返信削除元旦のエリザベトさんは若々しい素敵な方ですね。
コルベ館では数々の出会いがあるのですね。
私も二年前友人と出会いました。
昨年は京都を一緒に巡礼し今年も巡礼する予定です。
コルベ神父様、小崎修道士さんに感謝しております。
山崎政行さんには私もお世話になりました。隠れキリシタンの末裔、研究家、登山家ですね。家中にご絵、ご像があり素朴でありながら堅固な信仰が伝わってきました。お元気そうで嬉しいです。海が見えるレストランでいただいたド・ロさま素麺は腰があって非常に美味しく今も夏になると取り寄せています。美しい教会、遠藤周作さんの記念館・・・外海にまた行ってみたいです。
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