昨日はコルベ神父の長崎上陸記念日ですから、じーっとしておれずに、午後から、タクシーで、長崎市内・大浦の、最初に聖母の騎士たちが住んだ家の跡地へ行きました。久しぶりの大浦は、観光地ですから、相変わらず大勢の旅行者たちで溢れていた。雰囲気がすっかり変わりましたよ。文化的、商売的になってしまった。精神が大切だよ。コルベ神父らが使った暖炉。当時は寒かっただろうな。汗と、涙の、匂いをかいだ。私はここで、コルベ神父のやり方に、どーしても、ゲセない行動がある。4月24日に来て、5月24日に日本語の騎士誌第1号を出して、それまでは、いいが、6月2日には、コルベ神父はゼノさん、他に修道士1名を残して、自分はポーランドへ帰国している。この行動は、どうしても、たまらない。ゼノさんが可愛そうだよ。日本語、わからない。お金もない。本当に心細かったと思う。ボクならモンクを言ったね。「コルベさん、勝手すぎるよ」。聖人の行なうことは、凡人は付いて行けない。ゼノさん、偉い。と言うか、無感覚というか。ゼノさんも油断ができない人だった。とにかく昔の人はエライ。今の常識は通じない。作家・遠藤先生を案内したとき、先生はこう言った。「ここは日に何千、何万の観光客や学生が通る。1人でも、2人でも、いい。ここに世界でも有名な聖人が生活していたんだよ、わかってくれたら、それで、いい」。
私が訪れた時も、大浦天主堂周辺は、観光客でごった返していました。
返信削除その割には、暖炉の所には誰もいなかったのが、残念でした。
コルベ神父様が6月2日に帰国したのは、ポーランド管区会議に出席するため帰国しろという、管区長の命令があったからだと、本で読んだことがあります。
(愛の証し人、やなぎやけいこ著)
日本での宣教を続けるべきかどうか、話し合ったとありますが、簡単に帰国とか、言わないでほしいですよね。
1か月以上かかる大変な船旅、しかもコルベ神父様はご病気。
でもコルベ神父様は、文句も言わず、だまって出発したそうです。
ここを管理されている方々は信者さんではないそうですね。管理費が大変だそうです。御蔭で、売っている物が、恐ろしい値段がついています。東京のカトリック店で売っているの物の3倍の値段とか、「0」が1つ多いとか。とてもここでは買えないと思ってしまいました。何とかならないんでしょうかね。維持のための高値だとは思うのですが。
返信削除こんにちは。
返信削除ブログ内容と関連なくて申し訳ありませんが、今日(25日)の午前中にコルベ記念館に伺った者です。悪天候でしたが、飛行機も予定通りに飛んで無事静岡に家に帰ってきました。次回長崎に行く時はもっと時間を取って、再度車でゆっくり伺いたいと思います。遠藤周作さんの手紙も拝見できて本当に行って良かったです!インターネットで色々調べていたら、このブログを見つけてついコメントしてしまいました。