長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2012年1月14日土曜日
独居ろうじん、わびしいなあ。飛びます、飛びます
テレビで、独居ろーじん、を見た。かわいそう、同情するね。遺品整理のビジネスが繁盛しているそうな。自分で、ボツ、ボツ、意識して、整理しています。残されたモノはゴミだからね。とにかく今の興味は、生きること。そのためには尿がキレイであること。生きる安心、それが基本です。今年の目標は何ですか。1日1日を生きることです。「生きる」ことに興味がある。そのためには『勢い(イキオイ)』ですよ。これがないと飛べない。3段飛びや、ヤリ投げでも、手前から走って勢いをつける。生活にも勢いが必要です。老いることは、勢いが無くなること。私はアタマを横にふる。そこで、「飛びます、跳びます・・・」で、毎月、オバマに通っている。写真はオバマの定宿『富士屋』さん。島原半島にある温泉です。ごらんの通り小規模で、家族的なサービスが特徴です。自分で軽を運転して、トコ、トコと、通っている。毎月の楽しみだね。水をささねいでくれよ。オバマから帰って、その夜、夢を見た。着物の下は肋骨むき出し、骸骨だね。男が近づいて、どっちが固いか、手をにぎって、アクシュしてみよう、という。やったよ。あっちが強かった。だが夢の中の私はすぐ言ったね。「オレの手の握力は弱いか知れないが、それは物理的で、オレの手は様ざまな体験をして、内容が負けない、リッパだぞォー」。骸骨めは、シッポまいて消えてしまったよ。
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