長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2011年12月25日日曜日
吾が主の御降誕祭。神の御子、馬小屋で生まれる
昨夜、8時から、クリスマスのミサで祈りました。降誕祭は神のミステリーです。神さまが、一番大事な御子を私たちに下さった。それがクリスマスです。その真意は、神さまが私たちと一緒に居たい、切なる思いの現われです。天使が歌った、とある。『天に栄光、地に平和』と。これですよ。平和とは、御心に適う人、です。天使が歌ったという表現は、御子が生まれたよ、天も喜び、地も喜び、川も、風も、すべて喜んで叫びをあげる、その歌が聞こえてくるんです。神の御子がこの世に来られた。全く神秘な出来事です。しかも馬小屋に生まれる。奇想天外です。お母さんのマリアさま、どんなに苦労があったでしょう。ヨゼフも追われて逃げる不安もある。イエスの人生のスタートは苦難に満ちている。苦しみを救う御方が苦しみから出発する。苦しみの意味は何ですか。考えました。どんな苦しみがあっても、イエスが共に居られる。希望を持ちなさい。安心してよい。大丈夫ですよ。神さまから守られている。神さまが受け入れてくださる。苦しみは悲惨でなく、神の喜びに変わるでしょう。クリスマスの意味です。神さまの「みせつり」には深く計り知れないものがある。喜びイッパイ、嬉しい気持ちで、ケーキを食べました。
主のご降誕おめでとうございます。
返信削除小崎さんの
お元気なご様子嬉しいです。
ご降誕祭の記事、ありがとうございます。
返信削除昨年の記事も心に残り、折にふれ
幼きイエスよ 素直さとあなたのほほえみのパワーを
ください
この言葉をお祈りしています。今年も教会の馬小屋の
幼きイエスさまに祈りました。
どうぞお体ご大切にお過ごしください。
クリスマスミサ、終了。暦は続いていきます。祈りと共に。
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