めずらしい写真が見つかりました。長崎・駅前の中町教会と、下は26聖人が殉教したといわれる丘です。スタンプが押してある。1922年9月10日、日本福者殉教三百年祭記念とある。1922年から300年を引くと、1622年。聖人伝を開いて調べると、1622年9月10日に、日本205福者のうち、セバスチャン木村神父と信者たちが長崎・西坂の殉教地にて、火刑にされた。木村神父は平戸出身で、ザビエルさまが平戸に来たとき、宿泊した家が木村という武士で、その家の2人の孫がイエズス会に入り、木村神父、木村修道士となって、2人とも殉教した。私がこの写真を取り上げたのは、下の写真で、殉教地と書いてあるが、場所はどこだろう?という疑問です。煙突のある長屋が手前にあり、上の方に平らな丘がある。ここが殉教地だろうが、場所が分からない。もう89年前の写真になるので、おそらく判定は難しいだろう。いま私は騎士誌の2月号のため原稿を書いているが、題は「日本26聖人殉教の丘」で、この丘の判定は、明治以後、2転3転して、現在の西坂の地になった。変遷の記録は大切だと思う。私には興味があります。
{愛誌} 読んでます。 聖母ID3502 すちーぶ。 先生、健康に、留意されたし。
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