小崎登明の93歳日記

長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。                            生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。           毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳

2019年5月4日土曜日

ネコちゃんの名前は「イチゴ=メス」「バナナ=オス」です

›
ネコちゃん、だよ。ホームの介護の現場で働く松村さん。昨日は、朝食、昼食、夕食の配膳を2階の炊事場から上げて、3階の「雲仙の間」に食卓を整えてくれた。3階では、歩行器や杖を使った入居者が10人、ここで食べている。わたしも、その1人。 ★夕食時の話題に、松村さんが言った。「ネコ...
1 件のコメント:
2019年5月3日金曜日

傾聴ボランティアの女性が来る。なやみ、ねぇ。心の重荷は~

›
電話で「この日と、この日、または、この日、どうですか?」と連絡があった。10連休の真っただ中で、申し訳ないが、この日=今日になった。傾聴ボランティアの女性が来る。待っていましたよ。心の動き、重荷を聴いてくださるだけですからね。肩がコリません。自由に話せる。もう3年目。18...
1 件のコメント:
2019年5月2日木曜日

魚を食べる。肉を食べる。イノチをつなぐ。感謝を忘れない

›
『アジの生き造り』を食べた後の姿です。アタマと、骨だけが、きれいに残されている。尾に添った小さな針が伸びているが、小刻みに、まだ、ピク、ピク、動いていた。「おいしかったアジ、イノチある生き物を頂いて、感謝あるのみです」。心で、念じた。 ★ヒトは、魚を食べ、肉を食べ、生きてい...
1 件のコメント:
2019年5月1日水曜日

「令和」の時代が始まる。最初のお客は、若者の2人だった

›
「令和元年」5月1日。令和の時代が始まる。 ★5月は、教会では、聖母月になっている。湯江教会にも、聖母マリア像が飾られた。この月は、特に聖母マリアさまの御助けを願おう。 ★マリアの御名を呼べば、心は安らぐ。人生に於いて、どれほどマリアさまの導き、お恵み、お守りを頂いたであ...
2019年4月30日火曜日

「平成」今日で終わる。谷村神父命日。昨夜シスター院で食事

›
アルナルド谷村達郎神父さまの命日。明るい表情で、気安く誰にでも話しかけ、司祭の務めを果たしていた谷村神父さんが、亡くなられて1年になる。 ★今朝、ミサのとき、司祭から「谷村神父さまのため祈りましょう」とお告げがあった。冥福を祈りました。 ★ホームに2年ほど入居されて、体調...
2 件のコメント:
2019年4月29日月曜日

「教報」の1文、トマの人生を、よくぞ、まとめている。感謝

›
3月の下旬だった。1人の女性が自室に訪ねてきた。 ★「カトリック長崎教区報の編集をしております。年に数回、『人』の欄を載せています。今度、小崎さんの話を聞かせてください」 ★私も、これまで、沢山の人に出会って話を聞いて、そこに不思議な導きや、見守りを見つけて信仰実話を書い...
1 件のコメント:
2019年4月28日日曜日

生きている限り、いい思い出を沢山つくろう。それが幸せ

›
本会の修道者たちの集まりに参加した。4地区(長崎・東長崎・湯江・小長井)で宣教している。2か月に1度、20人ほどが集まる。顔を合わせるのが楽しみだ。共同で「教会の祈り」を唱えて、各人が順々に近況や感想、提案を述べる。 ★私は「ホームに入って5年半になる。日記を書くのが楽...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示

自己紹介

自分の写真
小崎登明
長崎市, 長崎県, Japan
長崎県在住のカトリックコンベンツアル会の修道士。コルベ記念館の館長を務める。ここでの活動の他に、原爆被爆体験の語りべ、平和学習活動にも取り組む。ホームページURL http://sites.google.com/site/tomaozaki/
詳細プロフィールを表示
Powered by Blogger.