小崎登明の93歳日記

長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。                            生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。           毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳

2016年4月30日土曜日

ピオ中島神父さまの修道名の日。聖ピオ五世教皇

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午後、散歩の途中で出会った「ピオ・中島神父さま」です。 朝、ミサのとき、「きょうは、聖ピオ五世教皇(1504-1572)の任意の日です」と司祭の説明があって、祭壇の前に、車椅子のピオ中島神父さまの姿があった。いっしょに祈りました。ミサの後で、修道名の「おめでとう」を申しまし...
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2016年4月29日金曜日

食べて、入浴して、きょうも平凡に夕方になりました

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ホームの湯は、広くて、銭湯気分で、いいですね。風邪ぎみのため、風呂は控えていましたが、午前中に、一週間ぶりに、ゆっくり入浴しました。92歳の入江さんと一緒でした。体調に合わせて、入浴するのも気をつけます。 ★午前中に、長崎から、白浜さんが「登明日記」をファイルにして来ました...
2016年4月28日木曜日

きょうも一日、無事に過ごしました。生かされ、感謝

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湯江カトリック教会の祭壇・生け花です。いま、ロザリオを祈ってきました。大正生まれの女性も、押し車を頼りながら、祈りに来ていました。自分は朝のミサも、ロザリオも欠かしたことが、ないと言います。五島出身の、根からの信者です。これらの人を見ていると、感心するというか、降参します。信...
2016年4月27日水曜日

フランスの若者から、ルルドのお水が届けられた

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ホームで生活して、何も事件が起こらない一日ですが、慰めをふくむ声や、励ましの文字が届くことがあります。 ★聖コルベ館での出会いが多いですね。フランスの男性ですが、一昨年の夏休みに、聖コルベ館で、小崎サンから、「イッパイの飲み物」をくださった。それが忘れられない。今度、長崎まで来...
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2016年4月26日火曜日

今年も、アンネのバラが咲いた。平和を願う花だ

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「アンネのバラ」が咲きました。一輪のバラは、いろいろな思いを連想させてくれます。2日前の新聞の「読書」欄に、「アウシュヴィッツの囚人写真家」(ポーランドの写真家『2012年死去』のアウシュヴィッツ体験を、2人のイタリア人ライターがノンフィクッション・ノベルとしてまとめた本があ...
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2016年4月25日月曜日

皆さん幸せですか。幸せって、なに?考える    

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年寄りは、コマめに手を動かしたり、カラダを動かすのが大事です。ホームでは、職員さんの指導で、手で、「グー」や「パー」を作って、アタマ、胸、ヒザへ動かしながら、それも茶摘の歌や、海は広いなを歌いながら、リズムに合わせて動かします。 ★次いで、タオルを使って、両脇からタオルを巻...
2016年4月24日日曜日

この日、コルベ神父、ゼノ修道士、ニッポン上陸す

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きょう、4月24日は、コルベ神父とゼノ修道士が、汽船で、長崎港に入港して、出島岸壁で、下船。愛するニッポンへ上陸した日で、この日を我々は忘れることが出来ません。昭和5年、1930年のことでした。 ★日本を去ったのが、昭和11年5月ですから、6年間、宣教・生活をつづけたことに...
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自己紹介

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小崎登明
長崎市, 長崎県, Japan
長崎県在住のカトリックコンベンツアル会の修道士。コルベ記念館の館長を務める。ここでの活動の他に、原爆被爆体験の語りべ、平和学習活動にも取り組む。ホームページURL http://sites.google.com/site/tomaozaki/
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