小崎登明の93歳日記

長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。                            生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。           毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳

2012年9月30日日曜日

主よ、ここに、私のソバに居られますか。大きな希望です

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着物を、きちんと、着こなした女性が聖コルベ館へ来た。着物姿で旅行するなんて、珍しい。「どこから?」「北海道から」「え?あの、ホッカイドウ。その姿で?」「ハイ、いつも着物を着ています」。(こりゃ、ただ者では、ないな?)とは、胸のうち。「どうぞ資料室へ」と案内した。このとき私は、月...
2012年9月29日土曜日

熱さがる。大天使ミカエルよ、ガブリエルよ。悪・熱、守り給え

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1日のあいだに、言われた言葉。いろいろ、あります。神父さんから「弱音、吐くなよ。トマさんらしくないぞ」。管区長さんから「ムリは、しないでね」。看護師さんから「シスターは知っているけど、ブラザーがいるとは知らなかった」。仲間の修道士さんから「たくさん、食べなさい。食べないと、免疫...
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2012年9月28日金曜日

ホンロウされるトマよ。何事があっても、ゲンキを出せ。

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なんだ、変な、顔して、いるな。外食しているところです。自室にばかり居ても、体力が落ちてくる。昨日は昼間、3時間ほど外出した。食事して、(これが、その時の写真)、買い物して、帰って、しばらく休んだ。ところが目覚めると、寒気がする。夕方、熱をはかると、7度1分。「ああ、微熱や」。お...
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2012年9月27日木曜日

師父聖フランシスコの祭日まえの9日間の祈りが始まっている

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朝、ミサを祈った後、師父聖フランシスコの祭壇で、祭日まえの9日間の務めを果たしている。父なる聖フランシスコは、神の声を聞いた。「主人に仕える方が、いいか。下僕に使える方が、いいか」。もちろん、主人です。「教会を、建て直しなさい」。見回すと、その教会は廃屋寸前だった。よし、修復し...
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2012年9月26日水曜日

秋晴れ。気持ちも晴れバレ。いつも、そうありたいよ

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病院の看護師さん。胸に、ふしぎのメダイを見つけた。「カトリックじゃないが、シスターにもらった」という。「身につけておれば、お恵みがあるよ。写真、撮っても、いい?」。名札は、ポケットへ隠した。この方が、メダイが、はっきり見える。うれしいね。今日は、予約の診察日だった。今のところ、...
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2012年9月25日火曜日

活力くれた男性は、小さなヨットの海のツワモノだった

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「下関から来ました。熊本でのレース、ディンギ(小さな舟・4.23m)の九州競技大会があってね。参加艇は17隻。クラスが2つに分かれて、9艇で争ったラジアル・クラスで優勝しました。母親が、もう亡くなったが、騎士誌の愛読者で、時々、自分も読んでいた。最近は、毎月、愛読している。小崎...
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2012年9月24日月曜日

夕日を浴びて、飛ぶトンボ。けんめいに羽を震わせ、生きる

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夕方、秋の陽が、庭を温かくしていた。あれ、あれ、トンボの類か、小さいな。でも、トンボの形をしている。けんめいに羽をふるわせ、夕日を浴びている。イノチだね。ひさしぶりに見たトンボよ。これから、どこへ行くのか。仲間は、いるのか。2,3羽のトンボが舞っている。しばらく立ち止まって、眺...
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自己紹介

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小崎登明
長崎市, 長崎県, Japan
長崎県在住のカトリックコンベンツアル会の修道士。コルベ記念館の館長を務める。ここでの活動の他に、原爆被爆体験の語りべ、平和学習活動にも取り組む。ホームページURL http://sites.google.com/site/tomaozaki/
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