2020年11月6日金曜日

町の文化祭。「書道」でもらった奨励賞。賞状の和紙は、この町の文化紙

デェーンと、構えた建物。威厳あり。
トマが住む高来町の役場です。
この建物を見ると、何やら陸軍の司令部を連想させる。そんな気持ち。
あまりにも建て方が、デカ過ぎる。建てた、すぐの後、諫早市に合併された。哀れ、この建物は「支所」になる。
毎年、文化の日から、町の文化祭が行なわれてきた。ホームからも、「書道」と「絵手紙」を出展している。日頃の、成果だ。
コロナの関係で、展示は小規模となる。
今日、ホームから、展示を見に行った。
あった。書道クラブのコーナーだ。
先生の指導が、いいので、熱が、入る。
ㇳマの字は、我流です。
楽しみながら、筆を運んでいる感じ。
トマの作品に、赤札が付いていた。
「竹下流清泉」。(ちくかに、せいせん、ながる=竹のもと、清らかな泉が、そそぐ)
「特別奨励賞」をいただいた。賞状と、楯(たて)を、有り難く受け取った。

この賞状の「和紙」に値打ちがある。
歴史を辿れば、江戸時代の末期か、佐賀の職人が、この地を通り、水の清さに、ほれて、和紙作りを、伝えた。
川ぞえに、100軒ほどの長屋がつづき、手すきの、変色しにくい、貴重な産業として、栄え、有名となった。戦後、途絶えていたが、また「紙工房」が復活し、活躍している。高来町には、著名な書家が出ている。小・中学生から、書道熱が盛んです。

展示場にある「絵手紙」のコーナーです。トマの絵は、下の、左側に、ある。
思い、思いの、絵を見る楽しさ。
時々の、絵だが、皆さんに見てもらうのは、小さな喜びでもある。生きてーる、の感じだね。有り難いね。「特別奨励賞」は、お情け、だね。もう、3、4回になるね。コロナがなければ、講堂で授賞式が行なわれる。まあ、ホームに生きて、これも楽しみさ。
ライ年の文化祭まで、元気で居りたいね。

2 件のコメント:

  1. マリア・フランチェスカ2020年11月6日 22:02

    今年も特別奨励賞おめでとうございます。
    来年の文化祭も楽しみにしております。
    高来町はお水が清く和紙でも有名な町と初めて知りました。
    原料のコウゾやガンビ、ミツマタなど採れる
    自然も豊かで書道も盛んな文化的な町なのですね。有難うございました。

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  2. がぶらってぃ2020年11月6日 23:13

    特別奨励賞の受賞をお祝い申しあげます。

    ご案内の和紙は、日本の文化芸術を支える
    大切な技巧的産物なのですね。
    思えば、今回トマさんが書かれた
    「竹下流清泉」にぴったりの出会いと
    思います。特産の和紙も、この時を
    待っていたことでしょう。

    高来の支所は、車寄せの造りといい、
    確かに軍司令部的でもありますね。
    がぶらってぃは、平成期に入って
    流行だしたガラス壁を多用した
    ギラギラの意匠より、すっきりとした
    左右対象のデザインを好ましく思います。
    また、昨今の災害の発生規模を考えますと、
    こうした公共の建物は、堂々とした
    造りで、安定を保っているのが
    望ましいと思います。

    皆さんそれぞれの作品から、力強さや
    優しさ、心の安定などを感じ取ります。
    聖フランシスコ園の豊かな営みが、その
    基盤にあるとわかります。

    今日もトマさんのさすがの筆力を
    堪能しました。高来町の成り立ちの
    ようなところから、役場の風情、
    文化的産業の背景や催しの様子まで、
    流れるような中に、クスッと愉快な
    表現もあり、勉強になります。

    トマさんの暮らしておられる町が
    どのようなところか、ますます
    実際に感じてみたくなりました。
    訪問の機会が得られますよう、いつも
    願っております。

    トマさん、今日も多くを伝えてくださり、
    ジンクーエン。良い外出をなさった喜びを
    しっかり共有しました。移動の手はずを
    整えてくださった方にも、ジンクーエン。







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