夕食の前、「トン、トン」と自室をノック。
入って来たのは、『はな』ちゃんのお母さん。
「いまね、『はな』が、玄関に来てるよ」
「え? ホント、ひさしぶり、『はな』ちゃんが?」
デジカメを取って、自室を出た。「そうだ」。少し歩いて、また戻る。お菓子の「くだもの・ゼリー」を押し車に乗せた。急いで、車を走らせる。
玄関で、見つけた『はな』ちゃん。半年ぶりだね。
『幼児』が抜けして、『オンナの子』の感じ。いやがらない。恥ずかしがらない。可愛いらしさを表現。
足元の、スリッパが、似合うよ。
ポーズも、ちゃんと、とってくれる。
成長した『はな』だな、が、こころの声。
おメメも、しっかりしてる。
★お母さんの絵里さんは、ホームの介護職員さん。北海道の高卒出て、すぐ長崎の聖フランシスコ園で、23年勤めている。優しさ、敏しょうさ、介護のベテランだ。
「『はな』ちゃんは、幾つに、なったと?」
「4歳と9か月よ」
トマのことを「テレビのおじちゃん」という。リモコンを自分で操作して『こころの時代』を見るそうだ。そう言われれば、格別の愛情も湧いてくる。
毎日、保育園に通うが、「今日は、お休み」。『はな』の成長が楽しみだ。
道民の私としても可愛い「はな」ちゃんの成長が楽しみです。
返信削除お母さんの絵里さんも応援しております。