前ぶれもなく、午後、「テレビ、感動しました」と、4人の女性が訪ねてきた。
この中の1人、ご主人を亡くして、自分も病気になる。「元気になったら、どこかへ行こうか。ちょうど、テレビを見た。この中の、この人と2人で、ルルドへ。 癒される、いい所でした。登るの、大変だったのに、小崎さん、登ったんですね」
「母親との別れ。行って、くるけんね。眼差し。あれが印象的」も追加。
「やっぱり、赦し、ね。果たして、赦せるか」。厳しい課題を、投げかける人も居る。4人は、諫早教会の信徒。
★「テレビの最後が、よかった」と4人とも、うなずく。「叩いた先輩、赦せるか。大丈夫か、と声をかけるが、手を伸ばして助けるか、わからない。あの言葉が、よかった」。人間の弱さだね。だけど、コルベ神父さまを知った以上は、そう成りたいとは思うね。
★中学校の生徒たちの聞く姿がよかった。みな熱心な目をしていた。真剣に聞いていた。
★女性から、トマへの質問もあった。「病気を、されましたね。どのように乗り越えられたのですか」。そう、ね。いろいろ有ったよ。でも助けられて、今が、ある。病気に耐えた苦しみ、ふしぎを語った。
「資料も、沢山、集められましたよね」。それに就いても、こつ、こつと、聞き取りを始めた事など説明した。ちょうど1時間。女性たちとは打ち解けて、いい雰囲気で、記念の写真を撮った。
おみやげに、長崎のカステラ、9個も頂いた。ホームの入居者、職員、全員に分けて食べました。
テレビのお陰で、訪ねてくれる女性、お母さんたち、「小崎さんの本も、読んでいますよ」との声もあって、トマは喜びの気持ちになった。
★女性たちが帰った後、もう1組、電話で予定していたお客さんと、同じ面会室で、その流れで、出会った。訪ねてくれる人が居るのは、有り難い。まあ、応対しても、自分が持っている内容には、限りがある。それは、よく分かっています。
★「心に、ひびく言葉、手アカの、ついていない言葉、魂を、ふるわせるほどの、1句が、ホシイ。人としての、救い」
訪問と対面が、優しくて温かい時であった
返信削除と共有します。穏やかな写真が物語っています。
がぶらってぃは、トマさんが持たれる言葉、
伝えられるエピソードに限りがあるとは思って
おりません。仮に同じような表現があった
としても、そこから広がる現れや、表出には、
果てしない発展があると思っています。
『こころの時代』がそうであったように、
日記も、これまでの記録も、全てが種です。
県外からの訪問が許される時を
心待ちにしております。
今日もジンクーエン。