聖マキシミリアン・マリア・コルベ司祭殉教者の祭日です。
この絵は、大阪に在住の台湾人の女性・許書寧さんが、描きました。
マリアさま。白い冠と赤い冠。修道服に、聖母の騎士誌とロザリオ、強制収容所の服、16670の番号。燃えるような愛を表わす赤色のバック。そして白い十字架。
この絵の中に、コルベ神父さまの生涯のすべてが入っています。見事な絵です。それで載せました。
聖コルベを思うとき、沢山、沢山の苦しみを乗り越えて、悪に負けない戦いを成し、隣人に、最高の「愛と、いのち」を捧げる、そういう人だと思います。コルベ神父の生き方、死に方を知った以上は、それに見習いたい。その願いは、あります。
★コルベ神父は、多くの写真を残している。殆どが、数人から数十人の集合写真です。1人で写したのは、数枚しかない。その中で、笑った写真が1枚だけある。仲間の修道士と、チェス(西洋将棋)を楽しんでいる写真です。貴重な写真です。日記に載せようと、自室の写真を探したが、見つからない。
★セルギウス修道士から聞いた話。夕食後、聖体訪問があり、休憩時間となる。チェスや、ゲームや、楽器で楽しんだ。大抵、コルベ神父と、セルギウス修道士、グレゴリオ修道士などは、チェス組だった。コルベ神父はチェスが得意で、手加減することなく、真剣にコマを動かした。ある晩、チェスをしていた時、セルギウス修道士は傍で見ていた。相手の修道士が、あと一手でコルベ神父を負かすのが出来るのを気づかず、コルベ神父の番になったので、素早く教えてやった。修道士の勝ち。負けたコルベ神父は、何も言わないけれど、ニラミつける鋭い目で、私を見たんです。(なぜ教えたのか)トゲのある目だった。あの顔は忘れない。
★将棋の加藤一二三さんにお会いした時、コルベ神父が西洋将棋を好まれ、自らもゲームを創案されたと知って、特に親しみを感じています、と言われた。コルベ神父の列福式にも、列聖式にも、信仰を持って巡礼に参加しておられる。意外な所に、コルベ神父と親しみ、ゆかりがある人がいるのを知った。
★今日は、コルベ神父の殉教の日だが、愛のチカラなのか、穏やかな、和む日となった。明日、また「こころの時代」が再放送される。
聖マキシミリアン・マリア・コルベ司祭殉教者の祭日おめでとうございます。
返信削除トマさんの番組をFacebookでお知らせしましたら番組を見て下さった方から感想のコメントを頂きました。
ご本人の承諾を得て下記に紹介させて頂きます。
感謝のうちに
ご案内頂いた番組、録画を漸く見ました。
小崎さんの語り部として、被爆者ならではの体験談と極限下においての人間の弱さを何故、克服しないといけないのか、人間としての勇気とは何なのかを伝えていましたね。
僕自身は神道で、宗教は冠婚葬祭でしかあまり意識をしないレベルですが、キリスト教は、日頃の行いにまで根付いた教えを生涯考えさせてくれる宗教なんだなと、改めて考えさせてくれました。
心に残る番組、有難うございました。
トマさんの記憶と記録の史料の豊かさに
返信削除心を突かれます。
コルベ神父もまた自らの弱さを隠さず、
人間として自分の十字架を背負って
いたのだとわかります。
今も聖母の騎士に受け継がれているであろう
長崎でのポーランド人神父と修道士の信仰生活は、
今も聖母の騎士に受け継がれていることでしょう。
これからも護られ、多くの救いに結びつき
ますように。
上の投稿に誤りがありました。
返信削除削除を試みましたが、できませんでした。
ごめんなさい。
最後のところは、
長崎でのポーランド人神父と修道士の信仰生活は、
今も聖母の騎士に受け継がれていることでしょう。
とだけ書くつもりでした。
申し訳ありません。