★自室に、ヒナを見せにきたのは、ネコ好きの、この職員さんです。5匹のネコを「バナナ」「イチゴ」など、果物の名前をつけて可愛がっている。
★「どう、やって、スズメのヒナ、育てるの?」「エサ、やっている」「どんな、エサ?」「メジロのエサです」「食べるの?」「ええ、食べますよ。ひもじくなったら、ピィ、ピィ、鳴くんです」
★エサを、やるところを見せてくれた。自分の環境、状態を何も知らずに、けんめいに、生きようとしているヒナたち。「えらいモンだね」。段ボール箱に、新聞紙の切りくずを入れて、そこに寝かせている。「からだが冷えているから、家に持って帰ってヒーターで温めます」
★イノチは、自然のチカラで生きている。自分じゃない。スズメのイノチだって、大きなチカラで呼吸している。
★もともと、人生は孤独です。孤独で生まれ、死ぬときも孤独。孤独を救うものは何か。それは出会いでしょう。だが、出会いにも、いい出会いもあれば、困った出会いもある。子スズメが出会ったのは、排除の出会いもあったが、優しい愛のある出会いもあった。だから助けられた。人生だって、同じさ。「愛のある出会い」が宝となる。幸せの基本では、ないのかな、と思っている。
フランシスコ園の輝く価値、愛溢れる存在は
返信削除職員さんの姿にも表出されていると理解できます。
「イノチは自然のチカラで生きている。
自分じゃない。スズメのイノチだって、
大きなチカラで呼吸している」
自分に照らし、苦悩があっても祈りをもって
すべてを神にゆだねられるよう、
強くありたいと思いました。
トマさんの日記、聖母の騎士、フランシスコ園との出会いは、
私にとって間違いなく愛ある出会いです。ありがとうございます。