2019年10月22日火曜日

親交がある哲さん、美樹さんが来る。山へ墓参りに。花咲く農村

きょうは休日。「天皇陛下・即位の礼」。長崎市から野々村哲さん、塩沢美樹さんが、自室を訪ねた。「ひさしぶり。写真展ではお世話になったね」
★写真展まで漕ぎつけたのは、2人の活躍だった。状況を2人は「フェースブック」で流していた。東京のポーランド大使館広報部が目にとめて、2人に「メール」が入った。11月の末に、ポーランド大使館広報部主催の「ポーランドの日」がある。その日に、写真展の一部を展示してはいかがですか、と問い合わせがあった。いま準備しています。2人は、その日に参加したいと言う。「それなら、ポーランド語で描いた『焼けたロザリオ』がある。これも資料として展示してください」と頼んだ。ポーランド人の誰かの目に留まるでしょう。期待しながら示している2人です。
★2人が来た処で、思い出した。10月19日は、若い頃、病気であったトマを看護してくれたシスターの命日だった。「お墓、参りを、したい」と願った。「そのつもりで来ました、去年も、一昨年も、そう、でしたから」
★シスターのお墓のお花を変えて、美しく飾った。祈りをしながら墓碑を見ると、「40歳の若さ」で神に召されている。トマと同じ歳だったから、「51年だよ」。シスターは有能な看護師で、離島でも活躍し、小柄だが、度胸が座った、テキ、パキ、処置するシンの強い、そして誰に対しても深い愛情で接する女性だった。
★行き返りの農村の畑に、今年も、コスモスがイッパイに咲いていた。美樹さんも看護師を勤めている。「わかるでしょう。ヒトのイノチに、たずさわる。尊い仕事だよ。カラダの弱いニンゲンが、このように生かされているんだからね。恩は返せない。その人の命を背負って、生きるしかない」
★来年、この道を通れるか。このコスモスを見られるか。いま、十分に焼き付けておこう。そんな気持ちで、野々村さんが運転する赤い車に揺られていた。

1 件のコメント:

  1. 元日のエリザベット2019年10月22日 16:23

    11月24日のポーランドフェスティバルのことですね。
    展示もあると書いてあったので、小崎さんの写真はどうかなと思っていたら、先方から問い合わせがあったとのこと、すごいじゃないですか。
    私も当日参ります。

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