この度の「写真展」に、「ポーランド人修道者たち」の小さな額(A5)が飾られている。心を引き付けられる、ほほ笑ましい、温かい気持ちになる作品です。全部で、7人が並んでいる。日記で、当の修道士たちを紹介していきましょう。「写真集」を作り、「写真展」に導いた2人のうち、塩沢美樹さんの作です。本で読んだり、聞いた話を基にして、自分のイメージで作った。各人の特徴を生かしながら、こまめに作っています。一見しただけで、すぐピンと分かる修道者たち。ホントによく作っているなと感心しています。
★左は、マチア修道士。右は、ゼノ修道士。
★マチア修道士さんは大柄の体格で、大浦天主堂の下で「聖母の騎士」誌の冊子を配布していました。「これ、ほしい、ですか?」。だれ、かれ、となく声かける。マチアさんから貰った聖母の騎士の雑誌で、教会へ行くようになった人も沢山居ります。マチアさんは、最初の頃は、修道院の中で、パンを焼き、牛を飼って、牛乳をしぼって、修道士たちの食卓に出していました。修道院では、パンも牛乳も市販のものを使うようになって、騎士誌の配布に日々を過ごし、宣教するようになった。それで、パンと、牛を織り込んでいる。美樹さんは言う。「マチアさんには、優しいイメージがある」
★右、ゼノ修道士。ゼノさんは有名です。白いヒゲを生やして、全国行脚して、孤児や貧困者や災害に遇った家族を助けた。「写真展」にも、ゼノさんの写真が沢山展示されている。ゼノさんの「カバン」。奇跡のカバン。このカバンから、材木やセメントや食料や、お菓子などが出て、人びとに「無償の愛」を与えた。ゼノ修道士の左上に「白いタオル」がある。ゼノさんの晩年、ベッドに伏せる日が多くなった。ゼノさんの部屋のタオルが汚れているので、「ゼノさん、これ、もう捨てましょうか」と介護の神父さんが言った。するとゼノさんは「それは、すてないで、ください。そのタオル、なくなると、わたし、貧しい人のこと、わすれます」
★美樹さんの言葉。「ゼノさんは、身1つ、カバン1つで、風のように人を助ける。ゼノさんは、つかめない人。黒い2つは、ゼノさんのクツです。最後の最後まで、貧しい人のことを思った。すばらしい人柄です」
今日、写真展に行きました。しっかりと目に焼き付くほど見て読んで、たくさんの感動を頂きました。偶然にも高原修道士様と少しだけお話しすることができ、この出会いにも感謝です!
返信削除聖コルベ館にも立ち寄り、本当に今日は胸いっぱいです。
ありがとうございます。
これからもブログ、楽しみに拝見させていただきます。佐賀市K
心がこめられた額に感激!
返信削除匿名さま
削除とても嬉しいお言葉をありがとうございます!
塩沢