ボクが、一番、ナマイキな頃の写真です。後ろの2人は既に故人となった。おだやかで、まじめな同級生だった。
★今朝のミサは、瀧神父さんが司式をされた。ミサ前に瀧神父さんは皆さんに告げた。「きょうは、私が司祭になった日。54年前です。またトマ修道士は誓願を立てた日。54年前になります。私たちのためにお祈りください」
★ああ、そうだった、誓願か、と思い出した。
★聖母の騎士に入ったのは、17歳。誓願を立てて、1人前の修道士になったのは、20年が経過した37歳のときだった。病気で、自分に与えられた道は、厳しかった。ナマイキな格好の自分は、吹き飛んだ。
★人には、弱さがある。それを認めて、ひざまずく。助けてください。導いてください。そこに神は居られる。強さに憧れました。立派さに憧れました。それでも出来ない。病んでも、嘆いても、そこには助ける人がいた。何も言うまい。助けられたからこそ、今が、ある。
★22歳で修練院に入ったが、そのとき重大な病気、腎臓結核を病み、大手術を行なった。本当ならば、修道院から放り出されるところだが、ミロハナ神父さんが助けてくれる。身体の弱ったまま、修道服の着衣を受けさせた。しかし健康はつづかない。修道服を着たままのトマを、ミロハナ神父さんは、山の修道院で療養させてくれた。
★人生には、長い辛抱が必要だ。元気を取り戻して、2回目の修練院を希望して、誓願をたてて、やっと修道士となった。同級生たちは既に司祭に叙させられていた。これからは、心して修道士の道を進もう。これしか、ない。「弱さを語れば、人と、人の間は、ちぢまるだろう」
★人生、ひと言で表現するならば「孤独」です。限りない孤独。その孤独を救うのは、出会いによる愛です。それでも人は、死という最大の孤独に向かって、ひとりで歩いていく。今は、気力。あとで安心です。これでクイは、ありません。
★濱田神父さんが、瀧神父さんとトマ修道士をさそって、昼食をごちそうしてくれた。「さかな、たべよう」。濱田神父さんが運転して、小長井町の「おおはし」(いけすが、ある店)に連れて行った。滝神父さんも嬉しそう。「ああ、やっぱり、修道会に仲間が居るんだな」。ヒラスの刺身、大きい、コリ、コリ、9枚あった。
★人生を、最後まで、走れ。人生にあるのは、日々の成長だ。どれだけ成長で変われるか、まだ、まだ課題は残されている。いつも、今から始まるジンセイ。
小崎さんの誓願記念日
返信削除瀧神父様の司祭叙階記念日
おめでとうございます。
濱田神父様に感謝ですね。
お二人の笑顔に元気を頂きました。
これからもお祈り続けております。