入院の日。病院の玄関に荷物を置いて、高原修道士さんは車を駐車場へ。木製の長い椅子に腰掛けて、彼が来るのをを待っていた。隣に老人の夫妻。妻が私に声かける。「奥さんは?」。こういう問いかけが一番困る。短く返事するのが難しい。「独り身だ」とも言えないし、「居ない」とも言いたくない。とさに出た言葉は、「相棒がー」だった。高原さんが来たので、急いで中へ入った。
★病室は6階。窓から見た町並みです。最初の日、心電図(3階)と、レントゲンの検査(1階)。A看護師は転倒を心配して、「車椅子に乗って下さい」。大事にされる。エレベーター前で待っていると、ベッドに寝かされ、頭から足先まで白い布を被せられ、7、8人の一団に出会った。「地下」の言葉が耳に入る。次の日、もっと詳しく胸を調べると、レントゲンCTを撮る。B看護師は「自分で、歩いて行きなさい」。(ずい分、違うな)。看護師によって扱いが異なる。思いやり、扱い方が違うからね。CTの前のソファーには、待っている老人男性がいた。彼が気さくに声をかけてくる。「肺が硬くなる病気。タバコも、酒も、(小指を立てて)コレも、やめられんケンな」。私は相づちを打った。(好きな事、やって、酒飲んで、タバコ吸うて、病気になって、白い布を被せられる。いい、じゃ、ないですか、それで。ジンセイ、満足なら)。冷たい反応かも知れないが、一般的に、人生って、そんなモンだと思います。だが、それに満足しない者も居る。彼が呼ばれて、CT室に入った。笑いが起こった。次に私も呼ばれて入ったが、笑いは起こらなかった。
★病院食です。軟菜食。ご飯は主ニ度炊き。サカナ、野菜、ごらんの通りです。食べやすい。
★ベッドに寝ていて、天井を見る。ホーム・自室の天井と、病室の天井とは、違いますね。病室の天井は、ナマに声をかけてくる。「生きてきた、生き甲斐?どこに、ある?」「この世に、何が残るのか?」[自分を見失うなよ」「自分の満足?、なにが満足か?」。答えは簡単には出ない。天井を見つめながら、ロザリオを唱えました。
★退院してホームに戻る。ここが我が住処(すみか)です。早速、自室にホームの看護師さんがニコニコと体温計と血圧計を持ってきた。「お疲れさま」。やっぱり看護師も違うな。安堵してか、退院の夜は、ゆっくり休みました。
★今朝は、朝食後、入浴しました。入江さんが、もう肌着をつけていた。病院では、1度だけ、処置の朝に一番フロに入れてもらった。やっぱりホームのフロは、湯船も広くて、明るくて、いいね。
お帰りなさい。
返信削除退院おめでとうございます。
機器が直ったのでようやくコメントできます。
マリア様に願いを叶えていただき、神様のご計画の中に自分もいられる安心感にし感謝ながら過ごしています。
トマさんおはようございます。
返信削除今日は雨ですね〜恵の雨ですね(^^)
私も何度も入院してきましたが
看護師さんによって 対応が違う・・・
分かります!笑笑
今日も心の綺麗な良い子でありますように。
笑顔で1日を過ごせますようにとお祈りして学校に行ったココナです(^ ^)