2016年2月16日火曜日

福。フク。フキノトウの絵。背筋はシャンとしたいよ

絵てがみ教室で、「春を告げる・ふきのとう」を描いた。先生が、「こういう字もあるんですよ」と、古風な、中国風の、めずらしい字がイッパイならんだ手本を見せた。その中から選んだのが「福」です。やっぱり「福」が好きだ。「ふきのとう」のことは、よくは知らない。天ぷらにして食べるとおいしい、と職員に教えてもらった。
★従姉の女性が、ホームに居る知り合いの面会へのついでに、突然、自室にも、入ってきた。久しぶりの面会だった。おみやげのお菓子と、靴下を持ってくる。戦争前から知っている。90歳になるという。それでも、自分でしっかりと歩いている。リッパだと思う。うらやましくも思う。
★「見ての通りの生活」。なにを言ったら、いいのか。ごらんの通り、ゲンキには、している。ホームの生活にも、なれた。母親の方の従姉だが、「もう1人、上の従姉は、ホームに入っている」という。近い親戚も、従姉たちも、ほとんど居なくなった、と2人はため息をついた。「自分も両親を早く失い、兄弟はいないし、孤独は覚悟している。しかし唯一の慰めは、修道会につながっていることです」と告げた。「そう、ね」が返事。
★ホームで、一般の人と一緒の共同の生活です。「修道士は、なにか、変わるところがあるのか」。言動を見ている。見られている。人はヒト、自分は自分。自分らしく生きる。そうは、いかない。ホンネが試されている。背筋が、シャンとしているだろうか、時々、思う課題です。

1 件のコメント:

  1. 遠山 千代子2016年2月17日 17:45

    「聖母の騎士」誌の愛読者です。最近小崎修道士さんの記事がないことで心配しているとはがきに書いたら、このブログの記事を送ってくださいました。早速ブログを開いてみました。毎日記事を書かれるのですね。お目にかかれたようで本当に嬉しいです。小崎修道士さんの記事は本当にじーんと心に響いてきます。これからも読ませてください。
    ちなみに私は35年ほど前に聖母の騎士で五島の巡礼に小崎修道士さんの案内で参加しました。その時には未信者でしたが、その後洗礼を受けました。でも今は騎士誌を読んでいるだけですが・・・。私の為にもお祈りください。
    今日は、その時のお礼ができて感謝です。

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