去る2月5日の日本26聖人の霊名の祝日に、女性から、お祝いの手紙をいただいた。それには、「与えられた命を精一杯生きて、まだ、まだ、みんなのためにお捧げくだい」と、励ましの言葉が書かれていた。
★便箋は、小型の市販の便箋のもので、手紙の文は、2枚あり、1枚は、左側下に、薄くバラの花が描かれており、小さな字で、言葉が添えられていた。2枚目の文が、この写真の絵だった。スズランの絵で、小さく言葉が添えられていた。
★スズランといえば、懐かしい少年の頃の思い出の花です。海を渡った大陸で生まれ、育った自分には、子どもの頃、大陸の野山にイッパイに咲広がるスズランの畑に、「大」の字になって寝転び、のびのびと青空を仰ぎ、スズランの香りに、酔いしげるのが、喜びであり、楽しみだった。
★そういう思い出のある絵の便箋に、脇に、小さな文字が書かれているその言葉に、目が釘付けになった。『星は、自分を造りだした、神をたたえ、ほほえんで、光を放つ。(バルク・3)』。確か、聖書の言葉であろう。
★さっそく、聖書を開くと、バルク書の、3章34、35に、次の文章をみつけた。「星は、おのおのの持ち場で、喜びにあふれて輝き、その方が命ずると、『ここに、います』と答え、嬉々として、自分の造り主のために、光を放つ」。なんと、胸を打つ素晴らしい言葉であろう。
★誰もが、自分の各々の持ち場で、喜びに溢れて輝く。そして神から言葉をかけられると、「ハイ、ここに、居ります」と答える。星は嬉々として、主のために、光を放つ。そういう生き方が正解ではないだろうか。この手紙を大切に、身近な場所になおしている。
★手紙の差出人は、・・・さんだった。
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