長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年5月31日日曜日
長崎・聖母の騎士ルルド祭で祈る。残念、登れない
沢山の聖母マリアさまを讃える人びとが集まって、祈り、ラテン語の「キリエ」「グロリア」などを歌った。前日の雨のため、ルルドの芝生がぬれている。ロザリオとミサは聖堂でおこなった。司式は、今年、司祭叙階50周年、金祝を迎える瀧神父さんが勤めて、お説教もなさった。ミサ後、赤尾院長さんが、修道誓願金祝を迎える松下修道士と、わたしを、皆さんに紹介してくださったのは、ひじょうに嬉しかった。★ルルドの聖母マリアさまのところへ登る気持ちは山々あったが、足がよろめき、ホームからも10人あまりが参加したので、果たさなかった。いつの日か、登り、祈りたいと思う。ルルドのマリアさま、ごめんなさい。原爆死をした母親が、15歳のわたしを連れて行って、マリアさまに委ねたのが、この道の始まりであった。わすれることは出来ない。17歳で、聖母の騎士に入学して、70年。誓願を立てて、50年だから、20年間は、さまよっていたわけだ。50年の修道生活のなかで、一番の思いは、コルベ神父が聖人になったことであった。聖人になったことで、聖コルベ館が出来たが、50年の半分、24年間は、聖コルベ館のお勤めを果たす恵みをいただいた。これが、すべてです。マリアさまは、わたしに御目をかけてくださるでしょうか。くださると、ただ信じています。今夜は、ゆっくり眠ります。
マリア1トマさんお会いできて嬉しかったです。280名もの方々がお出で下さり感謝です。南山小の子供たちも、ロザリオを手に沢山お祈りしていました。ミサも最後まで手を合わせていました。喜びの感謝と賛美に!私も体調不良でしたが、やはり、不思議教会に行きますと力が与えられて、典礼奉仕に走り回りました。ドクターには内緒です(笑)お告げの志願者達、娘と同級生の彼女がシスターに成っています。トマさんの金祝心から喜び感謝しながら。素晴らしい一日にロザリオの平和の輪が繋がりますように。又お会いしましょう。ルチア
返信削除お恵みいっぱいの御ミサ、すばらしい祭壇ですね~
返信削除お花はバラでしょうか?
瀧神父様もお元気のご様子で安心致しました。
小崎さんも参加されマリア様もお喜びでしょう。
お母様と歩み始めた道ですもの。
ルルドに登れますよう願っております。
流石に、文章の一文字一つが、母上様と死別なさって、どんなに辛かっただろうと思いますが、すべては、天国に宝を沢山積まれた人生でございます。
返信削除天国の母上様にも感謝致します。
長い修道院でのお勤めにただ、尊敬致します。