長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年5月23日土曜日
モットーは、なに?主と共に生きる。安心する姿
「シスター、こっち、見て。写真、撮るからね」「なに、するの?」「ブログに載せるよ」「いやよ、はずかしい」「いい、でしょう」。ホームで、日々、何回も、シスターの姿を見る。上五島の出身。集落に立派な教会があって、幼時から、信仰で育ったようなもの。中学生のとき、シスターが募集にきた。「マリアさまのように、美しい人になりたい」。こころの奥で、そう思っていたときだった。それが、召されるきっかけ。シスターになって、もう40年ほどになろうか。知的障碍者の施設で働いていたが、老人ホームに勤めて、7年になる。「いつも考えていることは、なに?」。ズバリ、聞いた。「そうね。主と共に。主と共に生きる、これかな」。答えは簡単。わかりやすい。普通に夜勤も勤めている。最近、足が痛いらしく、引きずる姿が痛ましい。病院通いもしている。「シスター、ムリするなよ」「勤めじゃもん。主と共に」「ハイ、わかりました」。シスターには負けるよ。介護に専念して、沢山の人を見送った。ローマン修道士さんも見送った。フランシスコ中村修道士さんも見送った。叩けば、いろんな話が聞けそうだが、勤めがあるから、「ダメよ」と、長々と話す時間はない。残念だが、いつも世話になっているシスターです。何人かのシスターも、ここで勤めながら、亡くなっている。シスターの姿が見られれば、なんとなく安心する。主と共に居るからか、な。
今日は、今日は遅かったね。でも嬉しいです。主と共に!シスターも修道士さんも感謝です。明日は聖霊降臨ですね。ミサが楽しみで生きています。昨日、東京、長野など送りました。トマさんのすごく知ってる方に明日は持って行き、教会でご主人に預けます。日々、繋がっていたいので、書いて下さいね。祈りの内に。ルチア
返信削除活き活きとされ温かい笑顔のシスター
返信削除主と共に生きておられるからなのですね。
小崎さん始め皆様安心ですね。
シスターお身体ご自愛下さいませ。
小崎さん、色々な視点での写真やコメント
今日は何かしらと毎日楽しみにしております。
シスターの笑顔に心がほぐれます。
返信削除ごぶさたを申し上げて申し訳ございません。
21日のバラは美しいですね。
私の周りにはバラに会うことはほとんどありません。
ですから、ブログで拝見した時は、うれしかったです。
お恵みだと存じます。
御ブログは、大きな励みです。
あまり歩けませんが、それでも感謝をもって、あきらめないで、神様からいただいた人生をあるいていきたいです。
これからも、どうぞお導きくださいませ。
若々しい方ですね。シスターになられてから約40年…。私より年上のはずなのに。
返信削除「体は辛くても心は笑っていられる」方なのでしょうか。
「主と共に生きる」ーー励みになります。