長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年4月22日水曜日
バナナと手紙のつづき。トマさん、日記を頼むよ
2日前の出来事。夕食の後で、食卓に、「バナナと手紙」を忘れた。ホホの赤い、車椅子の女性が、「バン、しとったよ」というのを日記に書いた。バナナはまだ食べていない。手紙は、知人の夫妻からで、写真が数枚入っていた。長崎・黙想の家のサクラだそうです。★手紙は「トマさん、元気?」から始まっていた。「毎日、楽しみにパソコンを開きます。日記を見ながら、嬉しく、トマさんの事を思っています。そして月に2回位に分けて、コピーをして、東京、長野、愛知県、長崎など送ります。東京は、シスターで、94歳です。とても楽しみに待っていて下さいます。トマさんへの伝言です。『これからも、できる限り書いて下さい。楽しみにしています。騎士誌に、書かなくなって、さみしいです。よろしくお願いします。他の方も、読みたい方がいて、まわして読んでいます』。長野の方は聖母文庫の愛読者で、トマさんの本も読んでいます。長崎巡礼に来られました」というようにお便りがあった。(省略した部分もあります)。こうして日記を期待してくださること、光栄です。本当に、ありがとう。★今朝、朝食のとき、車椅子のかわいい女性に、「何年、生まれね?」と聞くと、「15年」と答えた。89歳になる。しっかり食べて、お元気にしている。励まされますよ。ホームに入居して、半年が過ぎた。もう慣れましたよ。★生きていて、嬉しいと、日に1度は思え。生まれてきて、よかった。そう言えぬ人生なんて、ツマランたい。生かされている喜び。悪に負けない勇気。お礼を求めない愛。目標はわかってはいるが、それでも人間は迷い、悩むのです。
それでも人間は迷い、悩むのです~~というトマさんの日記だからこそ読みたいのです。
返信削除一緒に悩んでいる人があるとおもうと、私も張り切って迷い、悩んでもいいかなと思えます。
日記をできる範囲で、できる限り、休み休みでもいいので書いてくださいね。
コルベ神父様にこのインターネットをみせてあげたいです。そして、その時代の最先端の技術を使って献身的に宣教されているトマさんをみて、すごい後継者がでたな~~と感心されることだと思います。
小崎さんの日記を
返信削除インターネットで読めない方が大勢おられます。
皆様のために体調の良い時
ぜひ聖母の騎士誌に記事を書いて下さいませ。
トマさん こんにちは~
返信削除なんだかんだ言ってもトマさんは、高齢者信者の希望の星☆なんですね~これからもご活躍を祈ります。