長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2015年4月11日土曜日
誕生会。歳を重ねることは嬉しい。長寿、バンザイ
お年寄りは、食べることが楽しみです。食べる人は、幾つになっても、健康と長生きの秘訣をもっている。ホームでは、食生活を大切にして、その人、その人に合わせた、食べやすい食事が提供されています。ありがたいことです。おかげで、いつも完食しています。なかでも毎月の行事で、心待ちに、楽しみにしているのが、誕生会でしょう。高齢者にとって、1つ、また歳を重ねることは、神さまの恵みでもあるし、喜びでもある。ホームでは、その月に生まれた人を、まとめて、月のある土曜日の昼食で、お祝いしている。4月の誕生者は、10人でした。ステージに大きな名前が貼られ、お1人、お1人、名前を呼ばれて(なぜか、歳は言わない)、皆さんの拍手と共に、ハッピ・バスデイを歌う。10人ぶん盛り上がります。小さな灯と、プレゼントがあります。女性職員さんの仮装も出て、賑わいます。今月は、「幸せを運ぶピエロ」で、食堂の中をまわりつつ、ステージにあがり、「365歩のマーチ」を元気良く、歌いつつ踊りました。食事のメニューを申せば、お赤飯に、お刺身、豚肉のねぎ塩焼き、アサリの酒蒸し、春の野菜の煮物、すまし汁、それに、カステラか、桜もちを選ぶ、でした。もちろん幾人かの歌が手拍子で、出ましたが、さすがに年季が入っている、90代になっても衰えない美声に、圧倒されました。
職員さんも仮装を楽しまれているご様子が分かります。
返信削除楽しいお誕生日会、そして豪華なご馳走ですね。
来月の職員さんの仮装が今から楽しみです。
皆様から元気を頂きました。
お誕生会、いいですね。ごちそうも楽しみですね。
返信削除みんなでお祝いすることは、本当にいいなあと思います。
やっとパソコンを見られるようになりました。