長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2014年12月27日土曜日
ゼノ修道士さんの絵が見つかった。61年前の絵です
ゼノ修道士、ご存知だろうか。通称ゼノさん、彼の絵がみつかった。★生活に困った人に、瓦を贈る、米を贈る。贈るだけ、だめね。その後で、お祈りをした。「神さまのこと、考えます」。貰った人たちは、素直に祈った。このページは、1953年3月29日、日曜日と書いてある。61年前の日記だ。その頃、ゼノさんは活躍した。ゼノさんの絵も、うまく描けている。「夕方、ゼノさんが自室にきて、写真や手紙など見せた」とある。ゼノさんの活動は、いわば直球だった。★一方で、こんな話が好きである。「ある人が、夜中に道に迷って困っていた。すると1つのあかりが見えた。そのあかりを見つめて進むと、迷い人は無事に助かった。家の人は別に人を助けようと、あかりを灯してたわけではないが、結局、小さなあかりが人助けになった。人生はわからない。わからないところで、助けたり、助けられたりしている」。これは1司祭の忘れ得ぬ話だった。★晩年、病室で療養していたゼノさんの部屋に、汚れたタオルがかかっていた。司祭の1人が「ゼノさん、これ、かたづけましょうか」と聞くと、ゼノさんは言った。「捨てないで、ください。それが、ないと、貧しい人のこと、わすれます」。ゼノさんのこころも、闇のあかりも、同じだと想う。
本当に トマ様だけにしか 書けない何かが あるんですよね。登明修道士様、 田川幸一様の人生に 今までも これからも お恵みがあり 又 神様の御計画が降りかかってきてますね。
返信削除ゼノさんのお話は、小崎修道士だから伺うことができると思います。タオルのお話、いいお話ですね。ありがとうございます。教会で皆さん、ホスチアを分け合うお話にじーんとなりました。御作「長崎のコルベ神父」で、ポーランドのお母様からホスチアが送られてきて、コルベ神父様はお喜びになったと読みました。19日のコンラートさんからホスチアが送られてきたというブログを拝見して、ポーランドの伝統なのだなあ、と思いました。湯江の教会でみなさんが分け合う姿を天国からご覧になって、コルベ神父様は、きっとにっこりされていらっしゃると思います。
返信削除湯江のお天気はいかがですか?
どうぞおだいじにおすごしくださいませ。
小崎さんの絵入りの日記に感動致しました。
返信削除神様から素晴らしい賜物を頂いておられるのですね~
ゼノさんのお話、司祭のお話を味わい黙想ができます。
有難うございました。
小崎さんからでしかお聞きできない事が沢山あります。
大勢の方に知って頂きたいです。
小崎さんのブログや日記を編集し
纏めたら一冊の本になりますね。
体調の良い時はブログを更新して下さいませ。
楽しみにしております。
ゼノさん、懐かしいです。35年ほど前にゼノさんが療養されていた病院で食事のお手伝いをしました。
返信削除追伸、我が家にはジュイニェ神父様が作られた動く紙芝居があります。
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