「3月は、聖ヨゼフの月。聖ヨゼフといえば、聖母の騎士のカシアノ・テティヒ修道士さんですね。もう1度、写真を見せて下さい」との願いがあった。炊事場で働くカシアノさんです。ポーランドで聖母の騎士に入会したときから、炊事場係りだった。コルベ神父さまを慕って、長崎へ来てからも、炊事場係り。亡くなるときも、炊事場のかかりだった。体が不具合だったが、修道者たちの夕べの料理を作って、その後、自室にこもって、ベッドへ横になり、聖ヨゼフに祈って、守られつつ、安らかに、本当に聖ヨゼフの如くに、神に召された。最後まで、炊事場のお勤めを果たして、務めを終わって、亡くなった。このような恵まれた死があるだろうか。カシアノ修道士さんから貰った手紙です。カシアノさんの信心、優しさ、熱心さ、生涯を貫く心、それらを忘れない。修道士カシアノさんの姿は、修道士の模範といえる。隠れた聖人、こんな人も居るんだな。人間には希望が持てる。
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