長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2013年3月13日水曜日
ブログや、騎士誌を楽しみに。ハッと心が覚める時がある
3月の、のどかな日、大浦天主堂の庭で写した。「あら、かわいいネコだよ」と、修学旅行の女子学生。「ナガサキのネコも、おんなじだね」「そりゃ、そうだ」「のんびり、しているわ」「陽ざしが、温かい」「ヘイワだね」。今年は、まだ、朝方、寒さが残る。★「毎日、ブログを拝見しています」と、みふみさんから手紙がきた。ブログは生きる証です。なかでも最近、2つの言葉に心を打たれた。①1月25日の「この道しかなかった。これでよかったのです。この道で幸せになりなさい」。みふみさんは、脳の出血になって、「あの時、もし・・」と倒れる前の人生を思い返す、と書いてあった。これも神さまからの授かりもの、しっかり生きていこう、と。②は、2月9日の、亡くなった修道士さんが、過去を話さず、自らの務めを果たされたお姿です。(葬儀のとき、お医者さんの実兄が来られて、びっくりした。生涯、家族のことは何も語らなかった)。「そのお姿に、『長崎のコルベ神父』の著書の、カシアノ修道士さま、マチア修道士さま、ゲラルド修道士さまのお姿が重なった、と記してあった。「宝石のように、貴いお姿です」と。何が、人を感動させるか。神さまの御心を引くか。表面だけでは、分かりませんね。みふみさん、あなたのお手紙で、心が癒されました。春の陽のように、胸が温かくなりました。ネコじゃないけど、幸せな気持ちになりました。
私もライモンド修道士さんのこと感動致しました。
返信削除友人にも小崎さんの日記をコピーしFAXしました。
彼女も感動し日記の前で黙想したそうです。
小崎さんがライモンド修道士さんのことを
「聖母の騎士」記事にして頂けますよう願います。
観光ガイドに載らないような何気ない長崎の街角、生活の一部の写真は、私に長崎巡礼のときにうけた恵みを思い出させてくれます。
返信削除同じ場所で、何をみて何を感じたか、どんな人と出会ったかを思い出す助けになります。
教会も来年度の係りなどが決まりました。
私も長崎での恵みを思い出してその務めを丁寧にやってみようとおもいます。