午後3時、修道服を着た赤尾院長さんと、若い司祭、李神父さんが見えた。今度の入院で、「イノチの、ともし火」を感じる。いよいよ、病者の塗油の秘跡を、受ける。まず、李神父さんと、2人だけになり、告解を果たした。定期的に、李神父さんには、告解をしているので、ゆっくりとした気持ちで、心中を述べた。李神父さんの、言い聞かせも、あった。カトリックに、こういう秘蹟があるのは、ほんとうに有り難いと、感謝した。心は、安らかになった。生きている恵みが、わいてきた。その思いで、病者の塗油の秘蹟は、始まった。お祈りや、聖書の一部が読まれる。神妙に、ベッドの上で、ひたすら、祈った。ニンゲンは生まれ、育ち、才能を発揮して、成熟を向かえ、やがて老いて、枯れていく。ニンゲンって、ほんとうに、小さな存在に過ぎないと、思った。「長いあいだ、お世話になりました」。だれに、お礼をいえば、いいのか。神さまか。自分のカラダか。そんな単純な気持ちだった。安らかな気持ちになった。終わった後で、記念にと、写真を撮った。そうそう、撮れる写真じゃ、なかった。
小崎さま
返信削除小崎さまほどのベテラン信者が“病者の塗油”初体験!?とは・・・そのことにビックリしています。
私は、命に関わる病でもないのに数多く額と手のひらにつけていただいています。しかも告白なしに。
指導司祭の考え方によるのでしょうが、安心があります。
「大丈夫だよ~共にいるよ~」
退院までが肝心!じっくりと取り組んでください。祈っております。
入院中のご様子が、加筆されていて、よくわかりました。
返信削除また、加筆できるほど、快復されて、よかったです。
今まで何回も大病をされながら、病者の塗油が初めて、
というのは、ちょっと意外でした。
早く聖コルベ館にお戻りになれるよう、お祈りします。
以前教えていただいた、コルベ神父の祈りも、
続けています。
病者の塗油の秘跡を受けられたのですね。安心致しました。
返信削除お祈り続けております。
90歳の父は入院生活が始まってから
3回病者の塗油の秘跡に与かりました。
病者の塗油を受けたあと
担当医が驚くような回復をしています。
父が安心した生き生きした顔になります。
データー主義の若いお医者様に父の心臓の状態で生きている事は奇跡だと言われ私の方が驚きました。