ふくらっとした、お顔。そり落とした、アタマ。清楚な、衣服。「神戸の尼さん」で、通っている。もう、この尼さんと知り合って、10何年なるか。年に、2回は必ず、聖母の騎士へ来る。尼さんの服を着ての参加だから、目を引く。5月のルルド祭と、10月のロザリオ祭に参加して、もう10年。加えて、年に数回は、必ず、立派なお花を「対(つい)」で贈ってくる。聖コルベの祭壇に飾るのです。時折、こうして姿を見せる。ルルドで祈り、小聖堂で祈り、祈り三昧。祈りは「私が話すのでなく、ただ沈黙のうちに、ぬかずくだけです」と、おっしゃる。優しい尼さんですよ。自ら病気を病んでいると言われるが、病気には負けないね。パワーが伝わってくる。12年前、ローマ、アシジ、ルルドの巡礼の旅に参加した。ルルド祭に参加すると、「アヴぇ・マリア」の祈りも、ロザリオも唱える。信心熱心な尼さんです。寄り添う私も、「負けちゃ、おられん」。何事も、信じることが、大切なんです。尼さんは言われる。「巡礼の重要さは、どんな小さな巡礼でも、普段、教会に行くより、持ち物も、祈りも、すべてにおいて何かを用意して行くということです。一つでも多く愛のある行為をとか、一連でも多くロザリオを捧げるとか、この一つでも多く、何かを捧げることに、喜びを感じます」。今日は、聖トマ使途の祝日です。ミサで祈りました。「見ずして、信じる者は、幸いなり」
信じる心、祈る心は共通ですね。
返信削除巡礼の心得、いいお話を伺いました。
私の巡礼は、ベールを持参することで、
持ち物が一つ多いのは実行していましたが、
次回からは、一つでも多く捧げることを、忘れないように
したいと思います。
私の教会に、聖トマ使徒を大好きな神父様がいます。
「トマは、疑い深かったんじゃないんだよ、
イエズス様のことが好きで、自分のしたことを、
本当に悪かったと思って、困っていたんだ。」
と、いつも力説しています。