ちょっとした好意が、善意を呼ぶ。昨年6月頃、ポーランド人の父親と息子17歳が聖コルベ館へ来た。息子が、マンガ『焼けたロザリオ』を手に取って、「お父さん、これ欲しい」。すると父は「いま売店で、オミヤゲを買って、お金をみんな使ってしまった。お金ないよ」。そこで私が、「ああ、いいよ。あげるからね」と、マンガを息子に送呈した。息子が絵を見て、なにやら感激する。父親も絵を見て、何かを感じた。父親は出版社に勤めており、名古屋に機械を買いに来たのだった。昨年は聖コルベ殉教70周年だったので、時間をつくって長崎の聖コルベ館へ足を伸ばした。そのおかげで、私がプレゼントしたおかげで、漫画『焼けたロザリオ』に気持ちが乗った。ポーランドからメールがきて、『焼けたロザリオ』をポーランド語に訳して出版したいという。先日、ポーランド語の訳が完了し、原稿が送ってきた。ポーランド人のシスターが読むと、とてもリッパに翻訳している。完璧な訳だった。これから正式に出版許可を願うという。今年は、これがポーランド語で出版されると、記念の年になる。うれしい。「ああ、いいよ、持って行きなさい」が良い結果を生んだ。メデタシ、めでたし。
ポーランド語版の焼けたロザリオほしいですね。(ポーランド語勉強中)
返信削除「焼けたロザリオ」ポーランド語訳
返信削除出版おめでとうございます。
これからも色々なお国の言葉に訳され
世界中の皆さんに読んで頂きたいです。
先日の年賀状の話しはここから来ていたんですね、てっきり私がポーランド大使館で話したことからかと思っていましたが、失礼しました。
返信削除でも、小崎さんの情熱と作品が通じた瞬間で嬉しい出来事ですね。
私も楽しみです。
その後、お体の調子はいかがですか、お体にご自愛下さい。
追伸/ポーランド語は横書きですよね、縦書きを横書きに構成し直さなければ成りませんね。
塩浦信太郎
小崎さんのやる事って大きな出来事に繋がる事が多いような。。
返信削除