小崎登明の93歳日記

長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。                            生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。           毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳

2017年8月1日火曜日

入江さんの誕生日。92歳。仲間で長寿を喜び祝う

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朝食のとき、職員さんに言いました。「今日のお昼ご飯は、いりません」。昼食は、隣町の「大橋」店で、入江さんの誕生会を祝いました。長生きするよう願いました。 ★写真は、左から、入江さん、瀧神父さま、トマ修道士、浜田神父さま、写っていないが、高原修道士、2人のホームの女性が会食を...
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2017年7月31日月曜日

純粋な男の子の精力的なチカラ。無心が体内から光る

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昨日の「納涼会」の出し物で、特に目を引いた子供がいた。それが写真の左側の子です。3人とも懸命に叩いているのだが、手前の子の表情は全く違う。私は、それを見すえたのです。終わるまで、この子を見ておりました。 ★しばらく観察していると、様々な事が私の中に噴出してくる。自分の持てる...
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2017年7月30日日曜日

納涼会。太鼓に踊りに、料理、カラオケ。盛り上った

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7月の終わりに行なわれる、恒例の納涼会。楽しみにしています。芝生の庭に、ヤグラが組まれて、夕方、景気づけに太鼓の演奏から始まった。肝の底を揺るがす高音の音。「池に飼っていたフナ魚が、びっくりしたのか、エサを食べなくなった」と女性がつやいていた。見事な太鼓だったよ。 ★ホーム...
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2017年7月29日土曜日

沖縄からマンゴが届いた。美しい海、果物、忘れない

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沖縄の中部に「泡瀬」がある。毎年、泡瀬の女性が「マンゴ」を贈ってくださる。届くのが楽しみになった。沖縄には何度も行っているので、思い出も数々ある。 ★ちょうど10年前になる。私は、稲国助祭の運転で、泡瀬を訪ねた。沖縄の泡瀬といえば、著名なクララ稲国先生の場所である。私が訪ね...
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2017年7月28日金曜日

セミよ、ひと夏のイノチだ。幸せに飛んで行けよ

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「何だか、わかりますか?」。私より先輩の、足腰がしっかりしている女性が、部屋も遠いのに、「けさ、網戸に、かかっていた」と、大事そうに持ってきた。 ★「セミだ、な。小さいな。生まれたばかりだよ」。女性は部屋を出て去った。「写真を、撮ろう」 ★1ピキの小さなセミを、観察して、...
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2017年7月27日木曜日

きょうの昼食は、おいしい「ぶっかけ」ウドンでした

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きょうの昼食のメニューです。ごはん少々に、ぶっかけ・うどん、出し巻きタマゴ、それにスイカでした。「ぶっかけ」なんて、呼び名が面白いわね。おいしい食事でした。 ★調理の献立を作ってくださるのが、勤続30年のこの女性です。栄養士さんでもある。利用者のキライなものや、病院からの診...
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2017年7月26日水曜日

苦しみから、恵みを探すのは、とても難しい、と彼

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きのう、フランスから来た男性ジャムさんは、聖コルベ館で一杯の飲み物を頂いた。体調を崩して、ホームに入ったとブログで読んだ。「お祈りしました。今回の長崎への旅で、恩返しをしようと来ました」 ★喜んで彼ジャムさんを迎えたが、彼の奥さんが難病で苦しみ、亡くなられたと聞いて、私の胸...
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自己紹介

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小崎登明
長崎市, 長崎県, Japan
長崎県在住のカトリックコンベンツアル会の修道士。コルベ記念館の館長を務める。ここでの活動の他に、原爆被爆体験の語りべ、平和学習活動にも取り組む。ホームページURL http://sites.google.com/site/tomaozaki/
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