★「終わり良ければ、すべて良し」。今年最後に、島原のシスターの家・修道院に泊まったのは、本当に一年の締めくくりのお恵みになった。嬉しかったよ。
★修道院は、島原城のすぐ近所にあった。広場があり、最近、出来た、木造、平屋の建物で、右側に、聖堂がある。朝、ミサから帰って、シスターと共に、「教会の祈り・朝の祈り」の詩篇を一緒に歌い、祈ったが、感動的で、胸は喜びであふれた。車で、別れるとき、4人のシスターたちは、横に一列に並んで、手を振っていてくれた。私には、この4人が天使にすら思えた。
★島原を出て、天草に渡れば、フェリーの到着場所に、親友の幸男さんが出迎えてくれた。彼の先導の車に付いて、本渡のカトリック教会へ着いた。主任の渡辺神父さまに出会った。幸男さんの奥さんも来られて、皆さん、一緒に、昼食のご馳走になった。
★この2日間、すっかりホームのことは忘れていた。この調子なら、長崎の聖コルベ館を宿にして、看板・修道士として、巡礼に来る人たちの応対に出来るな、そんな気がした。「高原さん、ホームに部屋を残しておいて、聖コルベ館で働くから。時々、ホームに帰る」なんてジョウダンを言ったが、ホームに帰ると、やはり、ここしか、住めないようです。
★下の写真、左は、島原の教会です。日本の殉教者に捧げられており、堂内のステントグラスが美しい。島原の殉教者や、4人の天正少年使節などが色鮮やかに描き出されている。右は、天草・本渡の教会です。私の両脇が、幸男さんご夫妻。後ろが渡辺神父さま。