先の日曜日から「待降節」に入り、祭壇の生け花の左横に、大小4本のローソクが置かれている。日曜日ごとに、1本づつ灯を増して行きます。いまは1本だけ灯をつけて、ミサを捧げます。待降節の日曜日は4つあります。そして御降誕の祭日・クリスマスです。
★昨日は病院へ予約の診察へ行きました。午後からの診察です。車で25分。高原修道士が運転です。面倒を見てくれます。ありがたいことです。2階、泌尿器科の受付へ。次に3階の検査室へ。普通ならば血液の採取、尿の採取があるのに、この日は尿検査だけでした。尿の判定が出るのは、15分ほどです。検査紙をもらって、泌尿器科へ。30分ほど待ちました。担当の先生から呼ばれて、診察室へ。問診。「尿は、血尿も、糖も、蛋白も出ていない。少々濁りがあるのはステントのためでしょう」「次の診察は、2月中旬。その時、血液、レントゲン、調べて、ステントの月を決めましょう。5月の連休明けか?」
★帰りの車の中で考える。よくぞ、1つの腎臓は頑張ってくれている。22歳の時から、もう90になろうとしている。私にとって、尿が正常に、普通に出るのが、ふしぎです。よく耐えたものです。「生かされている」とは、この事でしょう。感謝して、残された人生を生きよう。
★いま、ここまで書いたところで、男子職員が戸をノックして、姿を見せた。「変わりないですか。見回りです」「やあ、ありがとう」
長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2017年12月7日木曜日
2017年12月6日水曜日
昨日はホームの創立記念日。ハーモニカ演奏もある
昨日はホームの創立記念日でした。別に式典はないが、昼食に、大きな紅白のおマンジュウが食卓を飾った。お赤飯、お刺身、焼き肉などがあった。
ホームの創立は、1960年(昭和35年)です。57年になります。県から正式に認められた日で、ホームの歴史は、それ以前、10年ほど、さかのぼって続いている。戦争が終わると同時に、老人達が集まってきた。それを数えると、70年近くになります。長い歴史は、やはり誇りでしょう。
★トマは、1953年に、もう老人たちの養老院を知っている。会いに行っては、話しかけていた。最初は、名称はなく「養老院」と呼ばれる。正式に創立日から「聖フランシスコ養老院」となった。時代と共に「養老院」はなくなり「園」となる。
★長いホームの歴史の中で、園長神父さんも、次々と替わった。皆さん故人となられた。これまで多くの職員さんやシスター、修道士が働き、また、その数以上の人たちが生活している。墓地の十字架も沢山になった。ホームが、今日まで、つながれて行ったのは、基本にカトリックの愛の精神、フランシスコの心があったからだと言えよう。
★午後からは、3人の女性による「ハーモニカ演奏」があった。可憐な、細い音のハーモニカも、いいね。静かに耳を傾けると、心の奥に染み込んでいく。クリスマス、長崎の鐘、ふるさと、諫早の「のん、のこ節」など。職員が、皿を2枚、手に持って、チャカ、チャカ、言わせながら、踊った。この辺では親しみのある踊りです。時間は、30分ほどで終わった。
★今朝は、ミサの前に、考えた。老人ホームに居て、老人たちを見ながら、人生とは、何だろう? 人は生まれ、育ち、独り立ちをする。沢山の困難や愛情、喜び、悲しみに翻弄され、辿り着いたのが、ここ、ホームだ。色んな経験を背負ってきたが、大切なの「今」であろう。今を、どう生きるか。誰も、過去は語らない。自慢しない。今を懸命に生きている。苦しみが押し寄せれば、川に揺れる「ささ舟」のように、流れに身を任せるしかないであろう。
★今日は、午後から、高原修道士さんの運転の車で、諫早の総合病院へ予約の診察へ行きます。血液・尿の採取、検査があるでしょう。病院へ行くのは気が重い。
ホームの創立は、1960年(昭和35年)です。57年になります。県から正式に認められた日で、ホームの歴史は、それ以前、10年ほど、さかのぼって続いている。戦争が終わると同時に、老人達が集まってきた。それを数えると、70年近くになります。長い歴史は、やはり誇りでしょう。
★長いホームの歴史の中で、園長神父さんも、次々と替わった。皆さん故人となられた。これまで多くの職員さんやシスター、修道士が働き、また、その数以上の人たちが生活している。墓地の十字架も沢山になった。ホームが、今日まで、つながれて行ったのは、基本にカトリックの愛の精神、フランシスコの心があったからだと言えよう。
★今朝は、ミサの前に、考えた。老人ホームに居て、老人たちを見ながら、人生とは、何だろう? 人は生まれ、育ち、独り立ちをする。沢山の困難や愛情、喜び、悲しみに翻弄され、辿り着いたのが、ここ、ホームだ。色んな経験を背負ってきたが、大切なの「今」であろう。今を、どう生きるか。誰も、過去は語らない。自慢しない。今を懸命に生きている。苦しみが押し寄せれば、川に揺れる「ささ舟」のように、流れに身を任せるしかないであろう。
★今日は、午後から、高原修道士さんの運転の車で、諫早の総合病院へ予約の診察へ行きます。血液・尿の採取、検査があるでしょう。病院へ行くのは気が重い。
2017年12月5日火曜日
野々村哲さんが来る。トマの写真ネガ集を全て収録
覚えていますか、この人?野々村哲(さとし)さんです。
★15秒の出会いから、もう1人、塩沢美樹さんと「トマさんのことば」を編集した男性です。いま長崎・聖コルベ館の資料室に、トマが残した「写真ネガ集」が56冊あります。貴重な資料です。野々村さんは、写真が趣味で、トマのネガ集に興味を示して、56冊分のネガ集を全てパソコンに収録し終わりました。その収録を見せるために来られました。
★可能ならば、その収録の分から、心を魅せられる写真を集めて、写真集にまとめたい気持ちがあります。「トマさんのカメラ」になるかも。希望しております。56冊ですから膨大な枚数になります。そこから選ぶのはタイヘンでしょう。主な箇所を、持参のパソコンで見せてくれました。
★写真を撮った後、乱雑にするのではなく、ネガを小マメにまとめて、整理して、ファイルに残していたのが好かったんですね。コルベ神父と交流があった人物写真のネガ、ゼノ修道士と一緒に大浦を歩いて撮った貴重な写真のネガ、変遷する建物を写したネガ、聖母の騎士修道院には、ポーランド人司祭、修道士、日本人の修道士たちが、30人ほど生活していた時代のネガなど、貴重な記録となっています。
★1970年正月には、修道院の中で、修道士たちが1人1芸。落語、手品、小劇、習字、変装して歌うなど、盛り上ったカラーの写真もあった。カラーネガは痛みが激しかった。記録の大切さを思い知った日でした。野々村さんの働きのお陰です。
★写真を次々に見ると、当時の状況が思い出されて、人生の出会いは、大きな足跡、恵みであったのを感じました。野々村さんの協力に期待しています。
★15秒の出会いから、もう1人、塩沢美樹さんと「トマさんのことば」を編集した男性です。いま長崎・聖コルベ館の資料室に、トマが残した「写真ネガ集」が56冊あります。貴重な資料です。野々村さんは、写真が趣味で、トマのネガ集に興味を示して、56冊分のネガ集を全てパソコンに収録し終わりました。その収録を見せるために来られました。
★可能ならば、その収録の分から、心を魅せられる写真を集めて、写真集にまとめたい気持ちがあります。「トマさんのカメラ」になるかも。希望しております。56冊ですから膨大な枚数になります。そこから選ぶのはタイヘンでしょう。主な箇所を、持参のパソコンで見せてくれました。
★写真を撮った後、乱雑にするのではなく、ネガを小マメにまとめて、整理して、ファイルに残していたのが好かったんですね。コルベ神父と交流があった人物写真のネガ、ゼノ修道士と一緒に大浦を歩いて撮った貴重な写真のネガ、変遷する建物を写したネガ、聖母の騎士修道院には、ポーランド人司祭、修道士、日本人の修道士たちが、30人ほど生活していた時代のネガなど、貴重な記録となっています。
★1970年正月には、修道院の中で、修道士たちが1人1芸。落語、手品、小劇、習字、変装して歌うなど、盛り上ったカラーの写真もあった。カラーネガは痛みが激しかった。記録の大切さを思い知った日でした。野々村さんの働きのお陰です。
★写真を次々に見ると、当時の状況が思い出されて、人生の出会いは、大きな足跡、恵みであったのを感じました。野々村さんの協力に期待しています。
2017年12月4日月曜日
傾聴ボランティアの女性が訪問。話ばなしの時です
昨日、自室のテラスから見た夕暮れです。湯江教会のアンゼラスの鐘の塔が、すぐ前にある。左は教会の屋根。右はホームの建物、緑は「非常灯」。向こうに赤く焼けているのは諫早平野です。こういう部屋に暮らしております。
★昨日は「傾聴ボランティア」の女性が来られた。女性は聴くだけ。今年の3月から初めて、月に1度、1回は台風のため休んだので、9回つづけて来られた。こちらは、しゃべるだけ。1時間が過ぎる程、語ります。ホームで、こんなに長時間、語るのは、この時だけでしょう。女性は時折、私の言葉を繰り返します。バスを2回も乗り継いで、無料で、よくぞ来られる。感心すると共に、この日を待っている自分と、「さよなら」した後は、肩の荷が軽くなるのを感じます。ありがたいことです。
★語る内容は、毎度、同じでしょう。①ホームに入居した当時は、心的に動揺があった。退屈で、無気力。今は生活にも慣れて、落ち着いてきた。変わりなく日々を迎えるのが幸せです。②周りの人と摩擦が無いように気をつける。挨拶が大事です。③時折、新聞に掲載される「ホーム介護のよし、あし」。切り抜いて、参考にする。「施設は清潔で、不快な匂いはないか。職員の振る舞いは丁寧か。利用者の身だしなみは整っているか。介護する側、される側のチカラ関係、上から目線が固定化していないか」
★④心配な事。カラダのこと。ステントの入れ換え、考えますね。⑤三食、食べて、大のトイレが有って、よく眠る。自分の足で歩ける。この4つの基本があれば幸せ。⑥90までは頑張る。1つの区切りになるから。あと3ヶ月。⑦ホームの活動で、雲仙の青雲荘へ日帰りで出かけた。小浜(おばま・女性の住所)を通りましたよ。愛野の展望台が変っていたので、びっくりしました。
★昨夜の月です。夕食を終わって、3階の廊下で窓から見ました。「15夜は過ぎているよね。16夜かな」。急いでデジカメ取って、月を写して、鐘の塔の夕暮れを写した。この日も静かに、悩み無く、暮れて行きました。7時半に寝支度をして、8時前には床に入りました。寝るのが一番の楽しみです。「守護の天使よ、我が眠り、見守り給え」
★昨日は「傾聴ボランティア」の女性が来られた。女性は聴くだけ。今年の3月から初めて、月に1度、1回は台風のため休んだので、9回つづけて来られた。こちらは、しゃべるだけ。1時間が過ぎる程、語ります。ホームで、こんなに長時間、語るのは、この時だけでしょう。女性は時折、私の言葉を繰り返します。バスを2回も乗り継いで、無料で、よくぞ来られる。感心すると共に、この日を待っている自分と、「さよなら」した後は、肩の荷が軽くなるのを感じます。ありがたいことです。
★語る内容は、毎度、同じでしょう。①ホームに入居した当時は、心的に動揺があった。退屈で、無気力。今は生活にも慣れて、落ち着いてきた。変わりなく日々を迎えるのが幸せです。②周りの人と摩擦が無いように気をつける。挨拶が大事です。③時折、新聞に掲載される「ホーム介護のよし、あし」。切り抜いて、参考にする。「施設は清潔で、不快な匂いはないか。職員の振る舞いは丁寧か。利用者の身だしなみは整っているか。介護する側、される側のチカラ関係、上から目線が固定化していないか」
★昨夜の月です。夕食を終わって、3階の廊下で窓から見ました。「15夜は過ぎているよね。16夜かな」。急いでデジカメ取って、月を写して、鐘の塔の夕暮れを写した。この日も静かに、悩み無く、暮れて行きました。7時半に寝支度をして、8時前には床に入りました。寝るのが一番の楽しみです。「守護の天使よ、我が眠り、見守り給え」
2017年12月3日日曜日
100歳、大阪の孝子さんから、愛がこもった小包

大阪の孝子さんから、小包が届いた。この女性からの小包は、もう中を見なくても分かっている。袋入りのお菓子が、6、7個。それに黒の毛糸で編んだ帽子か、マフラーが入っている。ああ、やっぱり、そうだった。
★白の紙に、裏表に、孝子さんの直筆の手紙があった。「百才過ぎて、ご恩忘れず、編むマフラー。田川姓にかえれば、母恋し」。グッとくる便りだよ。「百才過ぎて」とは、孝子さんは大正6年、1917年4月生まれ。確かに、もう2018年になろうとしている。「ご恩忘れず」とは、一緒にポーランド旅行へ巡礼した。その事を示しているのだろう。
★裏に、まだ、文章の、つながりがあった。「すっかり、ご無沙汰していますが、ご容態いかがですか。チョコレートの原料、『カカオマス』。体に大変いいそうですよ。12月から寒さ、きびしくなりそうです。お大事になされませ。孝子」
★電話をかけたが、出ない。大きな建物の4階に住んでいる。2度、3度、訪ねたこともある。孝子さんは独り住いだが、とにかく、ジッとしていない。字を書いたり、絵を描いたり、手編みをしたり、カラダを常に動かしている。それが健康のヒケツだろう。時折、こうして便りや贈り物があるのは、ダツボウ、あるのみです。感謝して、みんなで分けて喜びました。孝子さん、いつまでも健康でいてください。
2017年12月2日土曜日
オスモウさん乗せて、ワッショイ。誕生会と忘年会
ホームの誕生会と忘年会。園長神父さまの話。「今月の誕生会をお祝いするのは4人です。忘年会も一緒になっているが、どうも自分は『忘年』はしっくりこない。神さまから沢山のお恵みを頂いた。それを忘れる。出来ないね」
★話とお祈り、カンパイとつづくなかで、別の部屋では、ごらんの出し物が準備されていた。「オスモウさん(介護の女性職員)を載せた『みこし』だね。ワッショイ、ワッショイ。担ぐのは介護の男子職員たち。チカラは強いよ。まかせなさい」
★食堂には皆さんが集まった。栄養師さんも炊事の職員も1人1人の好みに気をつかう。前もって、イチ、イチ、聞いて回った。すき焼きだけど、牛肉がいいか、豚肉か、魚がいいか、いろいろ有るンだね。細かいところまで、心を注ぐよ。本当に、80人近い人をお世話するのはタイヘンだよ。トマの隣に大曾神父さま、次が滝神父さま。このような席も職員さんが気をつかって場所を決めてくれる。この食卓は牛肉の『すき焼き組』だった。右の写真は、まだ始まる前だよ。「ハッピバスデイ・ツーユー」。誕生日を迎えるのは、いいね。12月で、今年は、これで全員が誕生会を祝ったことになる。平凡だが、皆さん、1つ歳を重ねたわけです。ここで出し物が入ってきた。食堂に、笑いや、拍手や、「モッテ、コーイ」の声がかかる。この『オスモウさん』ちょっと、重たいかな。見てもわかるよ。心配だな、落っコチなければ、いいが。
★この後は、例の「のど自慢」の歌が出たが、声を張り上げ歌うのは90歳代で、80歳代はおとなしくしていたようでした。楽しい日となった。歳を重ねるのもお恵みです。
★話とお祈り、カンパイとつづくなかで、別の部屋では、ごらんの出し物が準備されていた。「オスモウさん(介護の女性職員)を載せた『みこし』だね。ワッショイ、ワッショイ。担ぐのは介護の男子職員たち。チカラは強いよ。まかせなさい」
★この後は、例の「のど自慢」の歌が出たが、声を張り上げ歌うのは90歳代で、80歳代はおとなしくしていたようでした。楽しい日となった。歳を重ねるのもお恵みです。
2017年12月1日金曜日
ああ、もう12月だよ。早やーィ。いい年だったよ
今年は何の年だった?トリ年だよ。早いですね。12月に入りました。あと1ヶ月たったら、今年も終わる。「いい年だったよ。生かされているのだから」。来年はイヌ年になる。
★ホームに居て、毎日が変らぬ生活をつづけていると、時の流れは早い。12月は多々忙しいことだろう。11日(月)には、コルベ神父の映画があり、先日、NHKテレビ(長崎)から取材の申し込みがあり、19日(火)に長崎・聖コルベ館へ出向くことになった。まだトマから、しぼりだすモノがあるのだろうか。
★今日は、入浴した。午後からは、眼科の女医さんの診察があった。メガネは使っていないが、最近はナミダが出るようになる。聖書の文字がかすむ。
★待降節が始まり、やがて主の御降誕祭・クリスマスが来る。大人でも楽しみである。年賀状の準備もあり、12月は、あっと言う間に過ぎ去るだろう。「早やーい、ね」とお互いに話し合っている。自分を考える時、やはり根底は、来春は「90」になるという現実だろう。「歳に負けるな」「自分は90になっても走っている」という勇ましい人も居るだろうが、自分は、老いの中での年齢を考えてしまう。90歳は人生の一つの区切りに思う。90の老人に何が可能か、どんな生産性があるのか。年齢を意識せずには居れない。確かに、生きていれば、良いこともある。
★少年の頃、小学生たち、3,4人の仲間が居て、よく冒険に出かけた。暗い穴やトンネルや、森の中など、入って行くと、小1、小2の子が、怖くて泣き出す。すると小6の年上の子が「泣くな、シンパイするな。オレにまかせろ」。自信に満ちて言うのだった。すると幼い子たちは安堵の胸をなでおろした。いま、遠くなった昔の事を思い出す。「オレに、まかせろ」。そんな気持ちがあるだろうか。
★ホームに居て、毎日が変らぬ生活をつづけていると、時の流れは早い。12月は多々忙しいことだろう。11日(月)には、コルベ神父の映画があり、先日、NHKテレビ(長崎)から取材の申し込みがあり、19日(火)に長崎・聖コルベ館へ出向くことになった。まだトマから、しぼりだすモノがあるのだろうか。
★今日は、入浴した。午後からは、眼科の女医さんの診察があった。メガネは使っていないが、最近はナミダが出るようになる。聖書の文字がかすむ。
★待降節が始まり、やがて主の御降誕祭・クリスマスが来る。大人でも楽しみである。年賀状の準備もあり、12月は、あっと言う間に過ぎ去るだろう。「早やーい、ね」とお互いに話し合っている。自分を考える時、やはり根底は、来春は「90」になるという現実だろう。「歳に負けるな」「自分は90になっても走っている」という勇ましい人も居るだろうが、自分は、老いの中での年齢を考えてしまう。90歳は人生の一つの区切りに思う。90の老人に何が可能か、どんな生産性があるのか。年齢を意識せずには居れない。確かに、生きていれば、良いこともある。
★少年の頃、小学生たち、3,4人の仲間が居て、よく冒険に出かけた。暗い穴やトンネルや、森の中など、入って行くと、小1、小2の子が、怖くて泣き出す。すると小6の年上の子が「泣くな、シンパイするな。オレにまかせろ」。自信に満ちて言うのだった。すると幼い子たちは安堵の胸をなでおろした。いま、遠くなった昔の事を思い出す。「オレに、まかせろ」。そんな気持ちがあるだろうか。
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