新しい年が始まったか、と思うと、1月の半分は、自室にこもる日々がつづきました。もう、外へ出ても、いいでしょう。午前中、自室に来た看護師さんに相談した。「もう、昼食から、食堂へ行きますからね」
★12時近くになって、女性が、自室の扉をあけて様子を見に来た。「食堂へ行きますから」「ああ、それは、よかった」。次に入江さんが、扉をあけた。「いっしょに、行きますから」。久しぶりの食堂でした。
★今は、改装工事のため、60数人が、4箇所に分かれて食事をしています。私の食堂には、14人の席がある。いっしょに食べるのが、おいしい。私の顔を見て、「よかったね」と皆さんは喜んでくれた。夕食も、食堂へ行きます。
★我が人生は、未完です。見守ってください。
長崎のカトリック修道士。17歳の時、原爆を受けて、この道に入る。 生かされて来た数々の恵みの中で、今年の1月、最大の試練「すい臓がん」を告知された。 「みむねの・ままに」。孤独と苦痛に耐え得るチカラを日々、祈る。 毎日、日記を書き続けて13年。今、長崎市の病院・ホスピス病棟で暮らす。 追記 2021年4月15日 午後6時48分 帰天されました。享年93歳
2017年1月31日火曜日
2017年1月30日月曜日
気が重い。総合病院へ。気力を持とう
元気なときは、好かったなァ。聖コルベ館に居って、聖コルベの案内をしたり、身代わりの愛など語り、また自分の体験である原爆の話をしたり、生き甲斐がありました。懐かしいです。自分なりの使命を果たしていたつもりです。喜びもあったし、出会いもあった。とにかく、86歳までは元気で、幸せでした。
★人生には、その人間を試す、試練がくるんですね。それが老いだと思います。痛みや、体力の弱さがあっても、気力だけは持って、出来れば、背骨を真っ直ぐに、乗り越えて行こう、そう思います。
★午後から、高原修道士さんの運転で、諫早の総合病院へ予約の診察に出かけた。
★先ず、2階の泌尿器科・受付で予約表を出して、ファイルをもらい、1階の放射線科で、腹部のレントゲンを撮ります。次に、3階の中央検査科で、血液、尿を採取し、また、2階の泌尿器科へ戻ります。午後からの診察なので、待つ患者さんは居なかった。
★お医者さんから、呼ばれて、「具合はどうですか」「このところカゼを引いています」。カゼの関係か、少し腎機能の数値が変化している。ステントの入れ換えのための入院と、手術の日にちを決めた。3月の終わりから、4月になります。
★やはり、カゼは好くないと思いました。
★人生には、その人間を試す、試練がくるんですね。それが老いだと思います。痛みや、体力の弱さがあっても、気力だけは持って、出来れば、背骨を真っ直ぐに、乗り越えて行こう、そう思います。
★午後から、高原修道士さんの運転で、諫早の総合病院へ予約の診察に出かけた。
★先ず、2階の泌尿器科・受付で予約表を出して、ファイルをもらい、1階の放射線科で、腹部のレントゲンを撮ります。次に、3階の中央検査科で、血液、尿を採取し、また、2階の泌尿器科へ戻ります。午後からの診察なので、待つ患者さんは居なかった。
★お医者さんから、呼ばれて、「具合はどうですか」「このところカゼを引いています」。カゼの関係か、少し腎機能の数値が変化している。ステントの入れ換えのための入院と、手術の日にちを決めた。3月の終わりから、4月になります。
★やはり、カゼは好くないと思いました。
2017年1月29日日曜日
ホームの生活は、悠々自適、余生を、ゆっくり
ホームでは、ゆっくりと、静かに、時間が流れる。大正、昭和の初期に、この世に生まれて、それぞれの生き方は違っても、厳しい戦争前を、苦難な戦争のさなかも、戦後の復興の時代を、誰もが、しっかりと生き抜いて来た。そういう人たちが、余生を過ごしている処が、老人ホームなのです。
★三階の、明るく、広い、長い廊下に添って、各個人の部屋が連なってあります。ほとんど、自分の部屋で、朝から晩まで、一人で暮らしているわけです。楽しみは、食べることで、三食、食堂へ集まって、食事をいただいている。
★廊下の一角には、長いソファーがあって、数人がその場に寄って、談笑を楽しむ。誰にでも、話題は沢山あります。過去の思い出話から、古里の自慢や、家族の、子や孫のことなど、目をつぶれば、「ああ、人生とは、こういうこと、なんだ」と思い知らされます。
★「つい、つい、お堅いこと、ばかりを、書き連ねて、すみません」。いま、看護師さんが来て、熱を測った。六度五分あった。
★高原修道士さんが来て、「ホームからは、沈黙の映画は、もう見に行かんように、中止になった」と告げた。カゼが流行っているので、ホームとしては、大事を取っているのだろう。
★明日は、午後から、総合病院・泌尿器科へ予約の診察がある。出かけます。
★三階の、明るく、広い、長い廊下に添って、各個人の部屋が連なってあります。ほとんど、自分の部屋で、朝から晩まで、一人で暮らしているわけです。楽しみは、食べることで、三食、食堂へ集まって、食事をいただいている。
★廊下の一角には、長いソファーがあって、数人がその場に寄って、談笑を楽しむ。誰にでも、話題は沢山あります。過去の思い出話から、古里の自慢や、家族の、子や孫のことなど、目をつぶれば、「ああ、人生とは、こういうこと、なんだ」と思い知らされます。
★「つい、つい、お堅いこと、ばかりを、書き連ねて、すみません」。いま、看護師さんが来て、熱を測った。六度五分あった。
★高原修道士さんが来て、「ホームからは、沈黙の映画は、もう見に行かんように、中止になった」と告げた。カゼが流行っているので、ホームとしては、大事を取っているのだろう。
★明日は、午後から、総合病院・泌尿器科へ予約の診察がある。出かけます。
2017年1月28日土曜日
三食を食堂で、願い叶わず。今日も、自室で
カゼの症状は、長引くんですね。一応、峠は越えて、熱は、平熱になっている。だが、時おり、セキが出るのです。セキが出る間は、皆さんの中には、入れない。
★看護師さんが自室に来て、「ホームの先生の医院に、レントゲンを撮りに行きましょう」と言った。車で、三分。診察をして、レントゲンを撮ってもらう。血液の採取も行なった。胸のレントゲンの説明をされるが、昔の病気の痕があるそうです。「肺炎では、ないですか」「肺炎には、罹っていません」。それだけで、一応、安心しました。
★十三、四歳の頃、両方の肺を結核に冒され、「肋膜炎」を患い、水が溜まったりして苦しんだ。結核に、薬はなかった。「椰子(やし)の実」が肋膜に効果があると聞かされ、母が、市場に買いに行った。戦争中だったが、南方から届いたのか、長崎には、ヤシの実を売っていた。ヤシの実というから、実だと思って、割ったら、実ではなくて、水が出てきた。ヤシに穴を開けて、中の水を飲むのです。そんな事を思い出した。(下の絵は「焼けたロザリオ」しおうら しんたろう作より)。谷中さんは病気の私の所に見舞いに来る兄のような青年。母親も描かれている。
★看護師さんが自室に来て、「ホームの先生の医院に、レントゲンを撮りに行きましょう」と言った。車で、三分。診察をして、レントゲンを撮ってもらう。血液の採取も行なった。胸のレントゲンの説明をされるが、昔の病気の痕があるそうです。「肺炎では、ないですか」「肺炎には、罹っていません」。それだけで、一応、安心しました。
★十三、四歳の頃、両方の肺を結核に冒され、「肋膜炎」を患い、水が溜まったりして苦しんだ。結核に、薬はなかった。「椰子(やし)の実」が肋膜に効果があると聞かされ、母が、市場に買いに行った。戦争中だったが、南方から届いたのか、長崎には、ヤシの実を売っていた。ヤシの実というから、実だと思って、割ったら、実ではなくて、水が出てきた。ヤシに穴を開けて、中の水を飲むのです。そんな事を思い出した。(下の絵は「焼けたロザリオ」しおうら しんたろう作より)。谷中さんは病気の私の所に見舞いに来る兄のような青年。母親も描かれている。
2017年1月27日金曜日
まだ自室から出られない。忍耐の日々です
ホームの生活は集団ですから、カゼなど流行するのは、敏感です。特に、老人は回復が遅く、見守りが必要です。何度か、看護師さんが来ました。金曜は、ホームのお医者さんの診察日なので、自室まで診察に来ました。結局、「まだ自室から出ないでください」
★こんな時に思うのは、子どもの頃、遊んだ場所、外海・黒崎の教会や、山や、川、海などの風景です。遠藤周作の「沈黙」の舞台になった。映画が出来て、長崎市でも上映されているらしい。ぜひ見たいと、高原修道士さんに頼んで、ホームからも希望者を募って、観賞に行くことに決まった。それが日曜日です。「果たして、いっしょに、行けるか、な」
★こんな時に思うのは、子どもの頃、遊んだ場所、外海・黒崎の教会や、山や、川、海などの風景です。遠藤周作の「沈黙」の舞台になった。映画が出来て、長崎市でも上映されているらしい。ぜひ見たいと、高原修道士さんに頼んで、ホームからも希望者を募って、観賞に行くことに決まった。それが日曜日です。「果たして、いっしょに、行けるか、な」
2017年1月26日木曜日
幸いに、カゼも落ち着きました。今日まで、ジーッと
歳のせいか、免疫力の低下のせいか。2週間にわたって、カゼ気味が長引くとは、初めての経験のような気がします。
★幸いにも、今日は気持ちが楽になりました。もう、大丈夫でしょう。
★二通の便りが届いた。
★一通は、観想修道女会のシスターからで、時々、修道院の便り(印刷物)が送られてくる。「私とは、どういう、ご縁ですか?」と訪ねると、8年ほど前に、聖コルベ館を訪問して、小崎さんに会ったそうです。館内の展示された資料のなかに、聖コルベの版画が十数枚あるのを見て、「この絵ハガキはありませんか?」「絵ハガキはありませんが・・・」と、その版画のコピーを三枚してくださった、と書かれていました。
★小崎さんが書いた「身代わりの愛」を読み、聖コルベを知り、修道者になりたいとの望みを持ち、現在に至っています、とのことです。
★どこで、どういう導きがあるやも知れません。「いつまでも、お元気で」とあった。絵は、長崎の風景の版画でした。
★幸いにも、今日は気持ちが楽になりました。もう、大丈夫でしょう。
★二通の便りが届いた。
★一通は、観想修道女会のシスターからで、時々、修道院の便り(印刷物)が送られてくる。「私とは、どういう、ご縁ですか?」と訪ねると、8年ほど前に、聖コルベ館を訪問して、小崎さんに会ったそうです。館内の展示された資料のなかに、聖コルベの版画が十数枚あるのを見て、「この絵ハガキはありませんか?」「絵ハガキはありませんが・・・」と、その版画のコピーを三枚してくださった、と書かれていました。
★小崎さんが書いた「身代わりの愛」を読み、聖コルベを知り、修道者になりたいとの望みを持ち、現在に至っています、とのことです。
★どこで、どういう導きがあるやも知れません。「いつまでも、お元気で」とあった。絵は、長崎の風景の版画でした。
2017年1月25日水曜日
早く解放されたいが、まだ、自由は来ない
同じような日がつづいています。今日、朝食、昼食を運んでくれた女性の職員さんは、「毎日、ブログを読んでいますよ。早く好くなってください」と励ましてくれる。「はな」ちゃんのお母さん、絵里さんが、キンカン漬を持ってきてくれた。
セキや、タンも、少なくなって、終息に向かっているようです。いま、ホームの女性から、「がんばって・・・」と、イチゴをいただいた。長く「引きこもり」がつづくので、皆さんに顔を見せるのが、恥ずかしい。
セキや、タンも、少なくなって、終息に向かっているようです。いま、ホームの女性から、「がんばって・・・」と、イチゴをいただいた。長く「引きこもり」がつづくので、皆さんに顔を見せるのが、恥ずかしい。
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